家事のなかでも負担の大きい料理。ラクにするポイントは、“キッチンの導線”にありました。今回は、子ども3人・フルタイムワーママのkanaさんに、家事がラクになるキッチン収納のコツを教えてもらいました。

取り出しやすく、しまいやすいキッチン収納のポイント

食器のしまい方を少し工夫するだけで、より使いやすいキッチンに。

よく使う食器は片手で取り出せるからラク!<写真>

●食器はキッチンの背面に。重ねるのは1種類だけ

扉代わりのロールスクリーンをつけていた食器棚はオープンに変更。

「よく使うものならホコリはたまらないので問題なし。使用頻度の低いものはラタンボックスへ入れて上段へ」

以前は重ねられるだけ重ねていたので、両手を使わないと出し入れできなかったという食器棚。「重ねるのは1種類だけ」と決めることで、片手でラクに取り出せるように。

●コップ収納にも工夫が!

お気に入りの北欧風のカップは、木製のマグカップツリーへつるしてディスプレー。

「取り出しやすさはもちろん、見た目もかわいくてお気に入り。目に入るたびに気分が上がります」

だから最速!子どもがお手伝いしやすい工夫

動線を見直す際は「子どもの手伝いやすさ」も重視。できることは積極的に手伝ってもらうことで、家事の負担を減らせます。

●カトラリー類は可動式ワゴンに!

お箸やスプーンは子どもにも動かしやすいイケアの可動式ワゴンへ。

「配膳のときは言わなくても自分から食卓へ並べてくれます。来客時は見えない場所に移動できるのも便利」

●子ども用のお皿はいちばん下段にしまう

子どものカップやお皿は取り出しやすいように下段へ。

「忙しい日やのんびり過ごしたい休日の朝は、自分でお皿やコップを出して朝食を食べてくれるようになりました」

●ストックはパントリー1か所に収納

食品や日用品のストックはキッチン横のパントリーへ。

「収納ボックスを使って定位置を決めることで、子どもにもわかりやすいようにしています。1か所にまとめれば在庫管理もラク」