冬に活躍したアウトドアジャケット。今のうちにおうちできれいに洗濯しておけば、梅雨時季も大活躍！　自宅での上手な洗い方を、クリーニングのプロである白洋舎の方々に教えてもらいました。

プロが教えるアウトドアジャケットの洗濯術

外遊びだけでなく、街着やレインウェアとしても活躍するアウトドアジャケット。撥水加工がしてあるので、おうち洗いも洗い方や仕上げ時に注意が必要！

●1　スポンジで汚れた部分を予洗い

通常の液体洗剤と水を1：1で溶いてスポンジにつけ、衿元や袖口、ポケット回りなど、汚れがつきやすい部分をこすり洗い。

●2　スポンジで全体を洗う

液体洗剤を表示どおり水で溶き、ジャケットを入れて全体をスポンジで軽くこすって洗います。「ジャケットが大きくて洗いにくければ、浴室でハンガーにかけて洗っても」

洗剤はおしゃれ着用ではなく、普通洗い用の液体洗剤を使用。水に洗剤を溶いてから洗います。

●3　水を換えて2、3回すすぐ

洗い終わったら水を換え、2、3回すすぎます。「浴室で洗う場合は、ハンガーにかけたままシャワーを使ってすすいでもOK」

＜ポイント＞縦型洗濯機で洗うときは、ジャケットを水に沈めて洗う

手洗いは汚れ部分を重点的に落とせるのがメリットですが、2〜3は洗濯機にまかせても。「縦型洗濯機の場合、撥水加工でジャケットが浮くので、手で沈めてから洗って」

●4　そのまま外か浴室で干す

撥水加工があると洗濯機でうまく脱水できないため、濡れたままハンガーにかけて、外か浴室で干します。「縫い目の部分を伸ばし、形を整えてから干すと仕上がりに差がつきます」

●5　乾いたら撥水スプレーをかける

着ることや洗濯により撥水効果が弱まるので、乾いたら撥水スプレーをかけて。「『ゴアテックス』など、特殊な生地の場合は生地の特性が失われないよう、専用のものを使うように」