秒で片づくキッチン収納のコツ4つ。調理道具の「出す・しまう」がラク
毎日使うキッチンは、できるだけ取り出しやすくしまいやすい収納を心がけたいですよね。作業効率を意識した収納方法を取り入れることで、家事の時短がかないます。今回は、子ども3人・フルタイムワーママのkanaさんが実践している、使い勝手抜群のキッチンにするコツをご紹介します。
取り出しやすく、しまいやすい。効率重視の“最速キッチン”
家事のなかでも負担の大きい料理をラクにするポイントは“キッチンの動線”。使う場所の近くへものを配置し、出し入れしやすい収納に変えることで調理も片づけもスムーズになります。
以前はあまり厳密に使い分けておらず、使いにくかったという(2)と(3)の収納。
「コンロで使うものは(1)と(3)、シンクで使うものは(2)と(4)と、使う場所を意識して配置することで、食事の支度やあと片づけの効率がアップ」
【キッチンの最速収納ポイント】
・使う場所の近くに収納
・重ねない・ワンハンドで・つるす
●(1)よく使うものはつるす&立てる!
キッチンバサミやトングなどコンロで使うツールは、レンジフードにつるして収納。
「以前は引き出しに入れていた菜箸も立てたままに。調理中も片手でサッと手に取れます」
●(2)シンクで使うものは動かず取れる位置に
ザルやボウル、まな板などシンクで使用するものは、いちばん近いシンク下の収納へ。「食事の支度に使うときも一歩も動かずに取り出せるし、洗ったあとにしまうのもラクです」
●(3)ファイルボックス収納で鍋が片手で取れるように
コンロ下の引き出しには鍋やフライパンを収納。
「片手で取り出せるように立てる収納にしたら、調理がぐんとラクに。フタは別に収納することでより使いやすくなります」
扉にあるポケット収納にも油やスパイスなど調理中に使うものをしまって有効活用。
「コンロ前に立ったままで手が届きます」
●(4)洗いものグッズのストックは重ねずに収納
台所用洗剤やふきんなどの洗いものグッズのストックはシンク下の引き出しへ。
「重ねずにゆとりをもたせて収納することで、ストックの残りの量を把握しやすくなります」