元日本ハムで、2021年はメキシカンリーグでプレーした中村勝【写真:小谷真弥】

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昨季は新球団・マリアッチスで8勝を挙げリーグ最優秀投手に

 元日本ハムで、昨季はメキシカンリーグでプレーしリーグ最優秀投手に選出された中村勝投手が今季の現役続行を宣言した。中村は昨季、メキシカンリーグの新参入球団「グアダラハラ・マリアッチス」入りしリーグトップの8勝、同4位の防御率3.25という好成績を残した。

 中村は12月31日深夜に自身のインスタグラムを更新。メキシコでの自身の写真を添えた投稿で「2021年もたくさん応援していただきありがとうございました! 来年も応援していただけたら嬉しいです 来年も現役でやっていきたいと思ってますし年明けていい報告が出来ればと思います!」としている。

 春日部共栄高時代には“埼玉のダルビッシュ”と呼ばれ、2010年にドラフト1位で日本ハムに入団した中村は、1年目から初登板初勝利を挙げるなど活躍、2012年には日本シリーズでも登板した。2019年に戦力外通告を受け退団するまで通算60試合に登板し15勝17敗、防御率4.07の成績を残している。昨冬は豪州のウインターリーグに参戦、さらにマリアッチスのGMに日本ハムで同僚だったルイス・メンドーサ氏が就任したこともあり春からメキシコでプレーしていた。新たな活躍の場はどこになるのか、注目される。(Full-Count編集部)