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最高裁判所裁判官国民審査の結果が11月1日、公表された。投票率は55.69%(前回53.34%)で、不信任が過半数を超えた裁判官はいなかった。不信任が最も多かったのは、告示順が1番目だった深山卓也裁判官の7.85%で、林道晴裁判官の7.72%、岡村和美裁判官の7.29%、長嶺安政の7.27%と続いた。4人とも、選択的夫婦別姓をめぐる最高裁判決で、夫婦同姓を合憲と判断していた。

今回の国民審査をめぐっては、選択的夫婦別姓をめぐる最高裁判決など、各裁判官のこれまでの判断がSNSなどで注目を集めていた。

不信任率の結果は以下の通り(敬称略、罷免可/罷免可+罷免不可で計算)。

深山卓也 7.85%
林道晴 7.72%
岡村和美 7.29%
長嶺安政 7.27%
宇賀克也 6.88%
草野耕一 6.73%
三浦守 6.71%
岡正晶 6.24%
堺徹 6.24%
渡邉惠理子 6.11%
安浪亮介 5.97%