主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
前回に引き続き
、青森県・奥入瀬旅の母娘二人旅の様子をレポートしてくれました。



渓流を前にキッシュの朝食、キノコやコケの観察、母も大満足の二人旅




76歳母との母子二人旅。2日目の朝はAM5時、館内にある「渓流露天風呂」からのスタートです。サービスのアイスキャンディーをいただき、お部屋で室内風呂も楽しみました。楽しい朝です!


朝食は渓流を前に、再度、テラスで楽しみます(要予約)。


紅葉前でも、青森は寒かったです〜。ダウンのほかにひざ掛けも用意されておりました(笑)。運んでいただいたのは木製のピクニックバッグ。すてき〜!


パン3種にキッシュ・温かいミネストローネとボリューム満点です。


母と私のお気に入りは、サラダ2種とフルーツマリネ・グラノーラ! 完食したいくらいおいしかったのですが、二人でひとつで、充分でした。

●奥入瀬のコケやキノコを観察。ネイチャーガイドがうれしい




2日目のメインイベントは、ネイチャーガイドと、奥入瀬の散策です(4〜11月)。とっても楽しかったです!! ざっくり遠くから見るだけではなく、ルーペを持ち、コケなどの細かい部分まで、丁寧に説明して下さいました。


母にブーツをすすめた割に、私はかなりの軽装&楽靴で出かけたのですが(写真右下)。前日も当日もお天気がよく問題なし。イザとなれば、長靴などお借りすることも可能です。


奥入瀬の魅力は、川の流れだけではないのです。桂の木の葉はキャラメルの香り!
左下の黒いなにか? は、一瞬なにかわからないのですけれど、よ〜く見ると、小さな白いキノコが(右下)。キノコの裏側もルーペで見てみます!


母と「奥入瀬愛を感じるね」と。私たちも知識を深め、どんどん奥入瀬が愛おしくなっていきます。子どもたちが小さいときに連れてきたかったな〜。きっと理科の授業の何倍もおもしろいはず! 胞子が飛んでいるのも、生で見ることができるのですもの。


コケに覆われた木を触ってみたら、ふっかふかでビックリ!(左下)。「このコケは、木の上から滑って落ちてきたものですよ(右下)」と。母はお部屋に用意してあったルーペで「どれどれ」と観察。楽しかったな〜。

●奥入瀬ランプ制作体験に76歳母も夢中!




渓流散策や、渓流オープンバスツアー、こけ玉作り以外に、もう一つ私たちが楽しんだのが、「奥入瀬ランプ制作体験」です。こちらのホテル、楽しいことが色々ありまして。


ひょうたんに千枚通しで穴をあけ、光を通すと模様ができるのです。76歳の母も力を必要とせず穴があき、本人もビックリ!! 物作成が得意な彼女は、鉛筆で下書きをし、クローバーやハートをバランスよく配置。一方の私は、HP名「いまとみらいのへや」の文字とお花を無計画にあけて「あなたすごいわね」と言われました(笑)


帰りには、十和田で青森のB級グルメ「バラ焼き」をいただき大満足で帰宅しました。



【若松美穂(わかまつみほ)】



お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや
」にて最新情報を更新中