夏も秋もおいしいナス。今なら旬の秋ナスが出回っていますよね。
焼いても煮てもおいしいナス。ここでは、ESSEonlineで人気の高かったレシピをご紹介します!

ナス料理と言えばぐっち夫婦!ナスのうま味がたまらない絶品おかず



ナス料理が得意な料理家ユニット、ぐっち夫婦。これまでもたくさんのナスレシピをご提案いただきました。


●めんつゆとベストマッチ!ナスとピーマンの揚げびたし






ナスと言えば、つくりたくなるのが「揚げびたし」。
素揚げした野菜にしみ込んだだしが、じゅわ〜っと出てくるのがたまらないですよね。
めんつゆとベストマッチのナスを使って簡単に。さらにピーマンも入れば最強おかずに。


【材料(2人分)】

・ナス 3本

・ピーマン 3個

・大根 10cm(約200g)

・すりおろしショウガ 少々

・めんつゆ※2倍濃縮(希釈) 200ml

・揚げ油 適量


【下準備】
・ナスは皮をしま目にむき、2〜3cm幅に乱切りする。
・ピーマンは半分に切って種を除き、一口大にする。
・大根はすりおろして絞る。

【つくり方】

(1) バットにめんつゆ、すりおろしショウガを合わせる。



(2) フライパンに油を入れて温め、ピーマン、ナスの順で揚げる。



(3) 熱い状態で(1)に入れる。



(4) 食べる直前まで冷やして皿に盛り、大根おろしを添える。





●旬の今、絶対やりたい!秋ナスとツナのトマト煮





ゴロゴロと乱切りにしたナスを、ツナと一緒にトマト煮にしたレシピ。
ナスは一度炒めて取り出しておき、じっくり煮込んでうまみが凝縮したトマト煮の中へ。トマトとツナのコクがナスに染み込み、とろりとしたナスが絶品です。バゲットを添えたり、パスタにかけたりしてもおいしいんです!



【材料(2人分)】

・ナス 2本

・タマネギ 1/2個

・ニンニク 1片

・トマト缶(ホール) 1缶

・ツナ缶 1缶

・パセリ 少量

・塩・コショウ 各少々

・粗びき黒コショウ 少々

・オリーブオイル 適量

・A[砂糖小さじ1/2 しょうゆ小さじ1/2]


【つくり方】

(1) ナスは乱切りする。タマネギ、ニンニク、パセリはみじん切りにする。



(2) フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ナスを炒めて、ナスに油がまわったら一度取り出す(油がたりなかったら随時たす)。



(3) 同じフライパンにオリーブオイル、ニンニクを弱火で熱し、香りが出てきたらタマネギを中火で炒める。タマネギがしんなりしてきたら、トマト缶をつぶしながら入れ、半量になるまで煮る。



(4) (3)にナスを戻し入れる。ツナ、Aを加えて混ぜ、塩・コショウで味を調える。



(5) 器に盛り、パセリ、粗びき黒コショウを振って、完成です。






●麻婆ナスの基本はこれ!いつもの味がたちまちランクアップ






ニンニクやショウガが効いたピリ辛味が、食欲を刺激してくれる麻婆ナス。
一度焼いてから煮ることで、中まで味が染みとろりとした食感になったナスは絶品! ナスが主役のごちそうになりますよ。ご飯をたっぷり用意して、一緒に召し上がってくださいね。


【材料(2人分)】

・豚ひき肉 200g

・ナス 3本

・長ネギ 10cmほど

・ニンニク、ショウガ 各ひとかけ

・ゴマ油 大さじ1

・豆板醤 小さじ1〜(お好みで加減して)

・水溶き片栗粉 大さじ2(片栗粉:水=1:1)

・水 200ml

・A[ミソ大さじ1と1/2 しょうゆ、酒大さじ1 砂糖、鶏がらスープの素、酢小さじ1]


【下準備】

・ニンニク、ショウガ、長ネギはみじん切りにする。ナスはヘタを取り、縦に8等分に切る。
・Aは混ぜ合わせておく。

【つくり方】

(1) フライパンにゴマ油を熱して、ナスを中火で焼き、全体に火が入ったら一度取り出す。



(2) 同じフライパンにゴマ油適量(分量外)を中火で熱し、ニンニク、ショウガ、豆板醤を炒める。香りがでてきたら、豚ひき肉を入れ炒める。



(3) ひき肉の色が変わったら合わせたAを加えてナスを戻し、長ネギ、水を加え、弱火で2〜3分軽く煮込む。



(4) 長ネギに火が通ったら、一度火を止め、水溶き片栗粉を加えて混ぜ、再度火をつけとろみをつける。




ESSEでも人気の高い殿堂入りレシピ



そのほか、ESSEonlineでとりわけ人気の高かったナスのレシピをご紹介! おもてなしにも、ちょっとした副菜にも、ナスは大活躍です!



●とろけるチーズの地中海風ロール巻き。おもてなしレシピにも






ここでは、ナスを使った、おうちで気軽にパリのカフェ気分を味わうことができる絶品レシピをご紹介。パリに在住のフリーアナウンサー・中村江里子さんもお気に入りで通っているという、パリの人気店「マミ・ガトー」のマリコ・デュプレシさんに教えてもらいました。


【材料(2人分)】

・ナス 中2個

・オリーブオイル 適量

・ニンニクのみじん切り 1/2片分

・トマトの水煮缶 1/2缶

・モッツァレラチーズ 50g

・ハムの薄切り 6枚

・バジルの葉 適量

・細切りチーズ 大さじ1

・塩・コショウ 各適量

【つくり方】

(1) ナスはヘタを取って縦に7mmくらいの薄切りにして6枚用意する。皿かバットに並べ、塩少々をパラパラと全体にふる。20分おいたら軽く塩を洗い流し、キッチンペーパーで水気をふき取る。



(2) フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、ナスを入れ、両面を焼く。しんなりしたら、取り出す。



(3) (2)のフライパンにニンニクを入れて炒め、香りが立ったら、トマトの水煮缶を加えて、くずしながらさっと煮る。塩、コショウで味を調える。



(4) モッツァレラチーズは好みの大きさに切る。ハムはナスの大きさに合うように切る。



(5) オーブンは200℃に予熱する。



(6) (2)のナスの粗熱がとれたら、ハム、モッツァレラチーズ、バジルの葉1枚をのせ、くるりと巻く。



(7) (3)のソース、細切りチーズをのせ、オーブンに入れ、約15分、こんがりとアツアツになるまで焼く。



(8) 好みでバジルの葉を飾る。






●見た目がすごい!ナスの肉詰めフライ。糖質もカットされて安心





フライは衣にパン粉をつかうため糖質が高くなりがちですが、代替素材の「乾燥湯葉」をつかえばおいしく食べられます。
乾燥湯葉の糖質は100gあたり4.2g。パン粉は100gあたり54.9gなので、フライ衣に湯葉を使えば大幅な糖質ダウンに! 肉がたっぷりつまってボリューム満点ですよ。



【材料4人分】

・ナス 4個

・合いびき肉 250g

・A[溶き卵1/2個 塩小さじ1 コショウ、おろしニンニク各少し]

・湯葉(乾燥) 60g

・塩、コショウ 各少し

・溶き卵 1と1/2個

・揚げ油 適量

【つくり方】

(1) ナスはヘタをつけたままガクを除き、縦半分に切る。周りを7〜8mm残して中身をくり抜き、くり抜いた部分はみじん切りにする。



(2) ひき肉にAと(1)のナスのみじん切りを加え、よく練り混ぜる。



(3) ポリ袋に湯葉を入れて細かく砕く。



(4) (1)のナスの切り口に塩、コショウをふって溶き卵を塗り、(2)の1/8量をのせて形を整える。溶き卵をからめて(3)をまぶし、これをもう一度繰り返す。同様にして合計8個つくる。



(5) 揚げ油を170℃に熱して(4)を入れ、7〜8分かけてこんがりと揚げる。






●主役にも、おつまみにも。トロトロのナスのショウガそぼろあん





揚げたナスにショウガは最高の組み合わせ。そぼろあんを合わせれば、立派なメインおかずに!
ここでは、これまでESSEで紹介してきたナスのおかずのなかでもとくに人気だった「ナスのショウガそぼろあん」レシピをご紹介します。
豪快に丸揚げしたナスに、ショウガを効かせた上品なそぼろあんをたっぷりかけていただきます。


【材料(4人分)】

・ナス 8個

・豚ひき肉 200g

・ショウガの絞り汁 大さじ1

・揚げ油 適量

・A[だし汁2カップ 酒大さじ1 しょうゆ小さじ2 塩小さじ1/3]

・B[片栗粉、水各大さじ2]

・万能ネギ(小口切り) 2〜3本

【つくり方】

(1) ナスはヘタを除いて縦に1cm幅の切り込みを入れる。フライパンに揚げ油を深さ2cmほど入れて180℃に熱し、ナスを入れて転がしながら3〜4分揚げる。



(2) (1)のフライパンの揚げ油を小さじ1ほど残してあけ、強めの中火にかけ、ひき肉を入れてぽろぽろになるまで炒める。Aを加え、煮立ったらアクを除き、(1)のナスを加えて2〜3分煮て、器にナスを盛る。



(3) (2)のフライパンを強火にかけ、煮立ったら混ぜ合わせたBを加えてとろみをつけ、ショウガの絞り汁を加えて混ぜる。



(4) (2)の器に(3)をかけ、万能ネギを散らす。






●ナスの絶品ナムル。レンチンでパパっとつくれる







レンチンで手軽なナムルのレシピを料理家の市瀬悦子さんに教えてもらいました。トロトロ風味がたまりませんよ!


【材料(4人分)】

・ナス 5本(400g)

・A[ゴマ油大さじ2 いりゴマ(白)大さじ1 しょうゆ小さじ1 塩小さじ2/3 一味唐辛子少し]

【つくり方】

(1) ナスはヘタを除き、ピーラーで皮を縞目にむいて1本ずつラップに包む。耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)で7分ほど加熱する。ラップをつけたまま、氷水に取って冷ます。十分に冷めたらラップを外してペーパータオルで水気をふき、食べやすい大きさに手でさく。



(2) ボウルにAを合わせ、(1)をあえる。




<文/ESSEonline編集部>