若い世代へのワクチン接種を加速させるため、19日から新たに佐野市の病院で栃木県が行う集団接種が始まりました。

新たにワクチンの集団接種が始まったのは佐野市の佐野厚生総合病院です。  

会場には事前に予約したおよそ100人が訪れました。

県は新型コロナワクチンについて11月末までに希望者への接種を完了する目標を掲げていて、これまで行っているとちぎ健康の森と済生会宇都宮病院のほか6カ所の集団接種会場の設置を計画しています。

この6カ所のうち佐野厚生総合病院が最も早く19日から集団接種が始まりました。

この会場の集団接種は1日100人ずつで、定員は合わせて600人ですが、予約は1日で埋まったといいます。

県によりますと600人の予約者のうち18歳から39歳がおよそ44%を占め、12歳から17歳がおよそ22%と若い世代の接種が増えているということです。