真岡市は8月に行われた東京オリンピックの競泳400メートルメドレーリレーで6位に入った地元出身の水沼尚輝選手を17日、第一号となるスポーツアンバサダーに任命しました。

スポーツアンバサダーの委嘱式は真岡市役所と水沼選手の所属先である新潟医療福祉大学をオンラインでつないで行われ、石坂真一市長から委嘱状が交付されました。

スポーツアンバサダーはスポーツの分野で活躍する地元の出身者やゆかりの人を任命し、市のイメージアップやスポーツ振興を図る目的で9月に創設したものです。

水沼選手は東京オリンピック競泳の100メートルバタフライと400メートルメドレーリレーに出場し、メドレーリレーではアジア記録を更新し6位入賞に貢献しました。

石坂市長は「真岡市初のオリンピック選手として大舞台で活躍し市民にたくさんの勇気と感動を与えた」とたたえました。

水沼選手は「地元の応援が力になった3年後のパリオリンピックを目指しながらイチゴやSLなど真岡市のよいところをたくさん発信していきたい」と抱負を語りました。

アンバサダーには名刺と真岡木綿の名刺入れが用意され、水沼選手はパリ出場と故郷の知名度向上を目指します。