石のまちに新たな観光拠点 食や文化発信
採石場の跡地や景観を活用した観光振興に取り組む宇都宮市の大谷地区に食と文化を発信する新しい観光拠点施設が16日オープンしました。
宇都宮市大谷町に新たにオープンした「ベルテラシェ大谷」です。
テラシェは「テラス」と「マルシェ」を合わせた造語で、宇都宮市でショッピングモールを運営するベルモールが大谷地区に点在する観光資源をつなぎ観光客が滞在できる施設として整備しました。
大谷石がふんだんに使われたおよそ600平方メートルの建物は飲食と物産、工芸体験の3つのスペースに分かれ、地元の農家が生産した新鮮な野菜や果物、加工食品を販売するほか、採石場跡地の地下水を使って栽培する夏イチゴを使ったサンドイッチやスイーツがそろい大谷ならではの味が楽しめます。
コロナ禍の中でのオープンとなりましたが、大勢の客が訪れて買い物を楽しんだり、開放的なテラスで食を満喫したりしていました。
施設を運営するベルモールは感染防止対策を講じさらに大谷ブランドを向上させたいとしています。