栃木県内の15日までの1週間の感染状況です。9月9日から15日までの1週間で545人の感染が発表されました。前の週より199人減って減少傾向が続いています。

居住地別にみますと、宇都宮市が128人、栃木市が100人、小山市が91人、足利市が72人、佐野市が62人で首都圏に近い県南地域での感染が多く確認されています。

年代別で最も多いのが40代で105人でした。20代から50代の働く世代での合計は362人で全体の6割以上を占めています

クラスターの発生状況は15日までの1週間で2件が確認されました。いずれも県南地域の高齢者施設で発生していて職員や利用者が感染しています。

警戒度レベルの判断基準となる7つの指標を見てみますと15日時点で人口10万人当たりの全療養者数が最も深刻なステージ4の範囲に入っています。

前の週と比べて病床使用率など3つの指標がステージ3まで改善したものの数字で見ますと病床使用率は39.6%入院率は26.2%、人口10万人あたりの新規感染者数は23.6人と依然として医療提供体制に危機的な状況が続いています。

自宅療養者数は15日現在で351人と1週間前と比べて238人減りました。