先発FWに名を連ねたフェルナンド・トーレス(C)EFE
 ワールドカップ(W杯)6日目の14日、グループHのスペインはウクライナと初戦を迎える。同グループ最大のライバルとの戦いを翌日に控え、スペイン代表のルイス・アラゴネス監督はスターティングメンバーを公表した。

 ゴールキーパーにはカシージャス、ディフェンスラインは右からセルヒオ・ラモス、パブロ、プジョール、ペルニアの4バック。中盤はシャビ・アロンソを底にチャビとマルコス・セナが両脇を固める。そしてフォワードにはルイス・ガルシア、ビージャ、フェルナンド・トーレスの3トップが入り、4−3−3の布陣で試合に臨む。

 クラブシーンでは今季の欧州タイトルを総なめにするほどレベルの高いスペインだが、代表戦となると結果はいまひとつ。これまでのW杯での最高位は1950年ブラジル大会での4位と寂しい結果があるのみだ。しかし今回は「目標は優勝」を合言葉にチームを編成。暗い歴史をドイツ大会で変えたいところだ。そのスペインにとっての大事な初戦、ウクライナ戦は14日の15時(日本時間で22時)にキックオフされる。