コロナ禍で需要増 近場で過ごす旅のスタイル
夏休みも折り返しに入り本来であれば観光地がにぎわう時期ですが、今年も新型コロナウイルスの影響で遠方への旅行を控えるよう呼び掛けられるなどこれまでの夏とは違った状況にあります。
そんな中、那須町の宿泊施設では近隣の県の人たちにターゲットを絞ったマイクロツーリズムという旅のスタイルに力を入れています。
那須町にある宿泊施設「星野リゾート リゾナーレ那須」が進めるマイクロツーリズムは地元や近隣に住む人たちが近場で過ごす旅のスタイルで、地元の魅力を再発見できるというだけでなく、コロナ禍においてさまざまな制限がある中で需要があるといいます。
リゾナーレ那須では9月末まで近場に住む人に限り、最大で半額となる優待プランを設けるなどマイクロツーリズムを推進しています。
ここ最近は近隣の県からの観光客が3割から4割を占めるといいます。
この施設の特徴が森林の中にある客室や自然散策ができるアクティビティーなどで雄大な那須の自然を満喫できることです。
那須岳と田んぼを一望しながら朝食とることも可能でコロナ禍の中、こうした密を避けた自然体験が人気だといいます。