足利市葉鹿町の自宅で80代の母親が死亡したにもかかわらず遺体を放置したとして、足利警察署は同居する長男で無職の柏瀬勝巳容疑者(56)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

警察によりますと柏瀬容疑者は今年5月ごろから自宅に定期的に訪問していた民生委員に対し「母は寝ているから会えない」などと言い、何度も訪問を断っていたということです。

不審に思った民生委員が包括支援センターの職員と一緒に7月上旬に再度訪問し、同居する弟が案内したところ母親が亡くなっているのを発見しました。 

遺体に目立った外傷はなく、柏瀬容疑者は容疑を認めているということです。