栃木県内101人感染 1人死亡 鹿沼の福祉施設でクラスター 新型コロナ 10日発表
新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は10日、新たに101人の感染と1人の死亡を発表しました。
感染が確認されたのは、鹿沼市、日光市、真岡市などの10歳未満から80代までの男女101人です。
また、新たに入院していた患者1人の死亡が確認されました。県内で亡くなった人は累計で90人です。
鹿沼市の福祉施設で10日までに利用者7人の感染が確認され、県は94例目のクラスターに認定しました。
施設内での感染対策不足が原因とみられていて、県は従業員と利用者合わせて50人全員へのPCR検査を実施しています。
県内の感染者は累計で9510人となりました。このうち療養者数は1,369人、重症者は17人、入院調整中は182人、自宅療養者数は796人です。
変異株について、これまでに陽性が判明した人のうち新たに21人からデルタ株の疑いのある変異株が確認されました。
この変異株の県内の累計は725人となりました。
近県の状況は埼玉県で2人の死亡と1166人の感染、茨城県で223人、群馬県で102人の感染が確認されています。