東京オリンピック・パラリンピックの開催で例年の11日から8日に移動になった「山の日」に合わせて那須町では、警察が山岳遭難防止の広報活動を行いました。

那須連山で最も高い標高1915メートル・茶臼岳の9合目と結ぶ那須ロープウェイ山麓駅です。

那須塩原警察署の山岳警備隊に所属する10人が登山客や、ロープウェイの利用客に登山の際の注意点が書かれたチラシを配り、山の事故防止を呼びかけました。

山麓駅周辺では朝から雨が降る生憎の天気に加え、新型コロナウイルスの感染急拡大で登山客の姿は、数えるほどでした。

県内では去年、56件の山岳遭難が発生し、6人が亡くなっていて、最近は、全国的に下山する際の事故が増えているということです。