新型コロナウイルスの急激な感染拡大が続く中、お盆休みの帰省シーズンが始まりました。

3連休の初日となった7日、帰省などで使われる下りの新幹線の予約がピークを迎えましたが、JR宇都宮駅では帰省が目的と思われる大きな荷物を持った人の姿はまばらです。

JR東日本によりますと、6日から17日までの12日間の東北新幹線の上下線の予約率は5日の時点でコロナが流行する前のおととしと比べて28%に留まっています。7日、10時現在の東北・山形新幹線の乗車率ももっとも高い時間帯で50%となっていて、大きな混雑はありませんでした。

一方、過去最低を記録した去年よりは利用者がやや増えていることからJR東日本では車内でのマスク着用など、感染対策への協力を呼び掛けています。