広島に原爆が投下されて6日で76年。今年の1月に核兵器禁止条約が発効して最初の「原爆の日」を迎えました。さくら市の寺では平和を祈る集いが開かれました。

この集いは、さくら市鹿子畑の東輪寺で行われているもので、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりに開かれました。

東輪寺には広島に投下された「原爆の残り火」が灯されています。76年が経った今も燃え続け、その時の悲惨さと悲しみを多くの人に伝え続けています。参加した人たちは広島に原爆が落とされた午前8時15分に合わせて黙祷を捧げ、平和への祈りを込めて鐘をついていきました。

またきょうは広島で被爆し現在那須烏山市に住む小松 宏生さん87歳が、当時の様子などを語りました。

この集いは長崎に原爆が投下された8月9日にも開かれ戦争の記憶を伝え続けます。