超簡単なのに本格スパイシー!macaroni編集長 小久保の「とろとろチキンカレー」【今日のおうちカレー #7月31日】

時短で超おいしい!とろとろチキンカレー

小久保直宣/macaroni 編集長
ゆる~い人柄でmacaroniメンバーをまとめながら、カメラマンやモデルとしても駆り出される多忙編集長。実は料理の腕前がプロ級……インスタグラマー(@freeride_cooking)としても活動中!

僕は、カレーはいつもスパイスから作っています……というフレーズに憧れを抱きつつ、市販のルーをアレンジして満足してしまう人間です。どーも、macaroni 編集長の小久保です。

料理では分量もきちんと計ったことがなく、いつも大雑把。そんな僕が、頭を使わず超簡単に本格的なカレーを作るワザを紹介したいと思います。

必要なものは、市販のカレールー(エバラ「横濱舶来亭 中辛」が大好き!)と、12種類のスパイスをミックスした魔法の調味料「カレーの恩返し」。これでもう味はキマります。

あとは圧力鍋を使って、時短で鶏もも肉をとろとろにしてあげると、より本格的なカレーに仕上げることができます。

そして、こめ油でさっぱりと素揚げした野菜を添えれば、彩りも豊かに完成です。

〈とろとろチキンカレー〉
調理時間:30分

材料(2人分)

・鶏もも肉……1枚
・なす……2本
・じゃがいも……小2個
・ブロッコリー……2つ
・オクラ……4本
・玉ねぎ……1個半
・かぼちゃ……4切
・カットトマト……大さじ1杯
・カレーの恩返し……1袋
・ローリエ……1枚
・エバラ横濱舶来亭……180g(1パック6人分)
・クミンシード……少々
・とろけるチーズ……少々
・こめ油……大さじ1杯+揚げ油

コツ・ポイント

圧力調理で鶏もも肉をとろっとろに!

圧力鍋は、ズボラな僕に欠かせないアイテム。放っておくだけで、鶏もも肉をとろっとろに仕上げてくれます。

この肉の旨味をベースに、野菜や“魔法のスパイス”の相乗効果で、本格スパイシーなカレーを作ることができますよ。

作り方

1. 具材を切る

玉ねぎは細かく切ってルーに溶かす分と、大きく切って具材にする分の2種類にカットします。

鶏もも肉は半分にカット。なすは半分に切って切り込みを入れ、じゃがいもも半分にカットして火を通りやすくします。

2. 玉ねぎを炒める

圧力鍋にこめ油を引き、クミンシードを入れます。香りが立ったら、玉ねぎを投入してある程度炒めます。

3. 鶏もも肉を圧力調理する

2の圧力鍋にそのまま水を入れ、鶏もも肉とローリエ1枚を添えて、その上から「カレーの恩返し」を少々振りかけて、圧力調理を開始します(20分程度)。

4. 野菜を素揚げする

圧力調理中は暇なので、その間にこめ油でじゃがいもやなす、かぼちゃ、ブロッコリー、オクラを素揚げします。じゃがいもだけ気持ち長めに揚げましょう。

5. カレールーとカットトマトを加える

圧力調理が終わってとろとろになった鶏もも肉を鍋から救出し(そのまま混ぜると粉々に溶けます)、カレールー1袋と酸味をプラスするためにカットトマトを鍋に入れます。

6. “魔法のスパイス”を入れてひと煮立ちさせる

最後に“魔法のスパイス”こと「カレーの恩返し」を、少しだけ残してすべて投入します。これでルーは完成です。

7. 盛り付けて完成

ライス(今回は玄米)を盛ってルーをかけたら、鶏肉と揚げ野菜を添えて、チーズをのせてバーナーで溶かします。最後に、残った「カレーの恩返し」を上から振りかけて完成!お好みでパセリやフライドオニオンを振りかけてもOKです。

余ったカレーは、翌日以降にもアレンジで大活躍。めんつゆと水で割ると、絶品カレーそば(or うどん)の素となってくれます。ぜひお試しあれ!

8月は、特集「食と暮らしをととのえる、夏」がスタート!

ということで、7月の毎日連載「今日のおうちカレー」に、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

有名シェフやカレーマニアたちなど、十人十色のカレーレシピは僕自身もとても刺激になり、今後はカレーをスパイスから作る人間になろうと決意しました(笑)。皆さんのカレー作りの参考にもなってくれていたら嬉しいです。

早いもので7月も終わり、明日から8月に突入。

そんな8月は、特集「食と暮らしをととのえる、夏」がスタート。夏の疲れを解消するレシピをはじめ、秋に向けて体と暮らしをととのえる記事をお届けします。お楽しみに!