品薄もすぐそこ!? ローソン新作「台湾紅茶ラガー」が次なるヒットビールの予感
話題の台湾ビール、今度は “紅茶” が登場
2021年7月27日(火)、全国のローソンから「台湾紅茶ラガー」が発売されました。
台湾で100年の歴史を持つ由緒正しいビールメーカーが製造した、アッサム紅茶をブレンドしたエキゾチックなビールは、暑い夏にぴったり。「紅茶とビールの相性ってどうなの?」という疑問を抱きつつも、その飲み心地をレビューします。
5月発売のハニーラガーは発売早々品薄の人気
2021年に上陸したばかりの台湾フレーバービール。5月に発売された「ハニーラガー」は、台湾特産の龍眼(ロンガン)の花から採取されたはちみつを醸造過程でブレンドした特別なビールで、発売と同時に売り切れが続出するほど人気を得ました。
ローソンで販売「台湾紅茶ラガー」
ムシムシジメジメ、暑い日が続き、一日のお疲れビールがおいしい季節がやってきました。こうも暑いとシュワシュワしたものが飲みたくなりますよね。「台湾紅茶ラガー」は、そんな夏にぴったりな新商品。
台湾で100年以上の歴史を持つ超老舗メーカー「Taiwan Tobacco & liquor corporation」が製造したドリンクです。現地ではマンゴーやパイナップルフレーバーも扱われているので、缶に印字された「台湾啤酒」の字に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
紅茶とビールをイメージしたオレンジと黄色のグラデーションに小花が散りばめられた華やかな缶デザインに、飲む前から女子力が上がった気になります。
苦みの少ないラガーをベースに、アッサム紅茶をブレンドして飲みやすく仕上げているのだそう。原材料は、麦芽、糖類、米(台湾産)ホップ、紅茶パウダー、紅茶エキス。アルコール度数は3%とあるので、リキュール系のカクテルよりもアルコールが低いことになります。品目は発泡酒。
紅茶とビールの組み合わせは新鮮に感じますが、紅茶風のカクテルを想像するとすっきりと飲みやすそうな感じがしますよね。なんでも、紅茶を加えることでビールのすっきり感が増し、食事をじゃましないのど越しになっているのだとか。
上品な香りでゴクゴクいけちゃう
グラスに注いでみると、ビールよりもやや色が濃い、うっとりするような琥珀色。ビールとアッサム紅茶を合わせているので、注ぐそばから紅茶の華やかなアロマが広がります。
実際に飲んでみると、すっきりとした甘さで飲みやすさにつられ、ついついゴクゴク。甘さ控えめと謳っているように、すっきりとしたのど越しです。
ビールはビールでホップの香りがありますが、紅茶が加わることで華やかなアロマを感じられますね。
ビールに紅茶を合わせているので泡立ちもやや控えめ。当然辛口でもなければキレは抑えられているので、キリッとしたビールを求める人にはおすすめできません。万年レモンサワー一択の筆者からすると炭酸のシュワシュワ感がかなり控えめで、若干物足りなさを感じましたが……。ビールを使ったカクテル的な位置づけであれば、なかなかいい!
アルコール度数3%なので、お酒が苦手な方やお酒が弱いけどシュワシュワとしたものでのどを潤したい方にも飲みやすそう。逆に、お酒好きには “ほぼジュース” と感じる、やさしい味わいのビールでした。
即席アレンジ。果汁をプラスしてカクテル風に♪
紅茶を合わせたビールと聞いて試したかったのがフルーツとの組み合わせ。冷蔵庫に常備しているパッションフルーツソースをスプーン一杯程度加えたら、即席フルーツティーカクテルの完成。紅茶×マンゴーや紅茶×パッションフルーツなど、南国のフルーツと紅茶は相性がいいのではという読みが見事当たりました。
ほかにも角切りの桃やマンゴーなんかでもおいしそう。氷を入れたりソースを混ぜたりすることでビール特有の泡は消えてしまうのですが、一風変わったカクテルをおうちで楽しむにはちょうどいいアレンジですよ。
ハニーラガーに続き、人気ビールになりそう?
スッキリとした飲み口と、紅茶の華やかな香りで甘すぎず、とても飲みやすいビールでした。気軽に外食できないいま、毎日ビールや定番サワーでは飽きてしまうもの。新たに登場した台湾紅茶ビールで、乾杯してみてはいかがでしょう。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
商品情報
■商品名:台湾紅茶ラガー
■内容量:330ml
■価格:298円(税込)
■カロリー:100mlあたり34.2kcal
■販売日:2021年7月27日(火)
■販売場所:全国のローソン各店
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。