コロナで夫婦仲に変化。リコカツは意外に少数、喜びの声が多い理由は?
新型コロナウイルスの影響で、時差通勤や在宅ワークの増加、飲み会の減少など、今までの仕事環境が大きく変わった昨年。そのため、夫と家で過ごすことが増えて、夫婦関係にも変化が訪れたのかどうかについて、ESSE読者354人にアンケートを実施しました。
読者の「コロナ渦変化した夫婦関係エピソード」をご紹介します。
新型コロナ以降夫婦仲はどう変わった?(※写真はイメージです)
ESSE読者344人に「新型コロナ前後で夫婦仲変化はありましたか?」と聞いたところ、約25%が「変わった」と回答。では、「仲よくなった・悪くなった」のどちらでしょうか?
ESSE読者の場合は、「以前より会話が増えて、仲よくなった」というハッピーな回答が圧倒的。では、仲よくなった/悪くなった理由を読者コメントからご紹介します。
ステイホームや3蜜を避けるようになった結果、家族で過ごす時間が圧倒的に増加。夫婦でたくさん話すようになったことで、互いの理解が進んだり、子育ての悩みを共有できるようになったという声が多数ありました。
「夫が早く帰ってくるようになり、夫婦の会話が増えました。今までほとんど家にいなかったので、子どもと触れ合う機会がありませんでしたが、今は夫が子どもにメロメロに。その姿に私は幸せを感じています」(愛媛県・33歳・アルバイト)
「夫の飲み会や週末のゴルフなどがなくなり、また帰省もできなくなったので、家族で過ごす時間が増えた。夫と話す時間も増えて、将来のお金の話や教育の話をするようになりました」(兵庫県・31歳・主婦)
しかし夫と会話が増えたことで、仲が悪くなってしまうこともあります。
夫と一緒に過ごして疲れても、友達とのランチやカラオケなど気軽なストレス解消がままならない状況…。過ごす時間が増えたからこそ、性格の不一致を改めて実感した人も。
「以前より一緒に過ごす時間が増えて会話は増えましたが、お互いに対する不満も増えました。けんかが多くなり、去年は両家を巻き込んでの離婚騒動にまで発展。今も仲直りしたり、けんかしたりの繰り返しです」(東京都・37歳・主婦)
「潔癖症だった夫がコロナ禍でエスカレートしてしまい、私はすごくストレスを感じるようになりました。にもかかわらず夫は私に内緒で会食に参加し、黙っていたことで大ゲンカ。夫への不満は募り、リコカツを経て、3月に離婚しました」(神奈川県・40歳・主婦)
夫が在宅勤務で家にいることで、「昼ごはんをつくるのが面倒」という声は多数ありましたが、「夫が家にいる/早く帰ってくる」メリットとして、家事育児の分担がしやすくなったという意見もありました。
「コロナが始まった当初は下の子が産まれて半年もたっていないとき。上の子のイヤイヤ期も重なり、両親にも頼れず、友達とも遊べずと、ストレスを発散できず大変な時期でしたが、夫が育児にとても協力的で夜の寝かしつけやおむつ替えなど積極的にやってくれて助かりました」(栃木県・29歳・主婦)
「夫が子どもと一緒にご飯を食べられるようになり、勉強を見てあげる時間が増えたので子どもが喜んでいます。また子どもが学校でいじめにあったときは、夫が学校と冷静にやり取りしてくれて頼りになりました」(千葉県・42歳・アルバイト)
「2人とも在宅ワークになり家事の分担がしやすくなった。私は食事の用意が本当はきらいなので、週に2回程度夕ご飯をつくってもらえるように交渉。すごく楽になってありがたい!」(大阪府・36歳・主婦)
「夫が週3回程度在宅勤務になったので、朝の家事はほとんどまかせています。とくに掃除は私よりも丁寧なのでとても助かっています」(神奈川県・46歳・アルバイト)
友達と気軽に会えなくなってからは、夫婦や家族で休日を過ごすのがメインに。共通の趣味を見つけたり、夫婦の時間を積極的に楽しむ姿が垣間見えました。
「自粛生活のなかで家での楽しみを…と思い、夫婦で蕎麦打ちをしたり生地からピザつくりをはじめました。2人で楽しみを共有することで、距離感が縮まりました」(茨木県・33歳・主婦)
「休日夫はよく飲み会に行き、私も友達と出かけることが多かったのですが、コロナでできなくなったため、今は2人で散歩したり、サイクリングをしたり、おいしいパン屋さんに行ったりなど一緒に過ごして、楽しんでいます」(埼玉県・42歳・公務員)
「子どもを寝かしつけて、自分たちの就寝前にNetflixなどで映画やアニメ、連続ドラマをあーだこーだ話をしながら見るのが楽しみになった」(東京都・31歳・会社員)
コロナ禍で生まれた「夫婦仲への変化」いかがでしたか?
夫婦で過ごす時間が長くなったことのよい面・悪い面はありますが、会話が増えてお互いの理解が深まり、家族の時間を楽しむきっかけになっていました。
今夏もステイホームが続きますが、夫婦のコミュニケーションと思いやりを大切にしていきたいですね。
<取材・文/磯由利子>
読者の「コロナ渦変化した夫婦関係エピソード」をご紹介します。
新型コロナ以降夫婦仲はどう変わった?(※写真はイメージです)
新型コロナの夫婦仲への影響。家事育児に積極的になった夫も多数
ESSE読者344人に「新型コロナ前後で夫婦仲変化はありましたか?」と聞いたところ、約25%が「変わった」と回答。では、「仲よくなった・悪くなった」のどちらでしょうか?
<新型コロナ前後で夫婦仲に変化はありましたか?>
以前とあまり変わらない…257人
以前より会話が増えて、仲よくなった…74人
以前より会話が減り、けんかなど仲が悪くなった…10人
以前より会話が増えたのに、仲が悪くなった…1人
そのほか…3人
以前とあまり変わらない…257人
以前より会話が増えて、仲よくなった…74人
以前より会話が減り、けんかなど仲が悪くなった…10人
以前より会話が増えたのに、仲が悪くなった…1人
そのほか…3人
ESSE読者の場合は、「以前より会話が増えて、仲よくなった」というハッピーな回答が圧倒的。では、仲よくなった/悪くなった理由を読者コメントからご紹介します。
●早く帰宅するので会話が増え、夫婦の絆が深まった!
ステイホームや3蜜を避けるようになった結果、家族で過ごす時間が圧倒的に増加。夫婦でたくさん話すようになったことで、互いの理解が進んだり、子育ての悩みを共有できるようになったという声が多数ありました。
「夫が早く帰ってくるようになり、夫婦の会話が増えました。今までほとんど家にいなかったので、子どもと触れ合う機会がありませんでしたが、今は夫が子どもにメロメロに。その姿に私は幸せを感じています」(愛媛県・33歳・アルバイト)
「夫の飲み会や週末のゴルフなどがなくなり、また帰省もできなくなったので、家族で過ごす時間が増えた。夫と話す時間も増えて、将来のお金の話や教育の話をするようになりました」(兵庫県・31歳・主婦)
しかし夫と会話が増えたことで、仲が悪くなってしまうこともあります。
●お互いの性格がよく見え過ぎて、リコカツに発展!?
夫と一緒に過ごして疲れても、友達とのランチやカラオケなど気軽なストレス解消がままならない状況…。過ごす時間が増えたからこそ、性格の不一致を改めて実感した人も。
「以前より一緒に過ごす時間が増えて会話は増えましたが、お互いに対する不満も増えました。けんかが多くなり、去年は両家を巻き込んでの離婚騒動にまで発展。今も仲直りしたり、けんかしたりの繰り返しです」(東京都・37歳・主婦)
「潔癖症だった夫がコロナ禍でエスカレートしてしまい、私はすごくストレスを感じるようになりました。にもかかわらず夫は私に内緒で会食に参加し、黙っていたことで大ゲンカ。夫への不満は募り、リコカツを経て、3月に離婚しました」(神奈川県・40歳・主婦)
夫が在宅勤務で家にいることで、「昼ごはんをつくるのが面倒」という声は多数ありましたが、「夫が家にいる/早く帰ってくる」メリットとして、家事育児の分担がしやすくなったという意見もありました。
●ワンオペ育児が解消できた!
「コロナが始まった当初は下の子が産まれて半年もたっていないとき。上の子のイヤイヤ期も重なり、両親にも頼れず、友達とも遊べずと、ストレスを発散できず大変な時期でしたが、夫が育児にとても協力的で夜の寝かしつけやおむつ替えなど積極的にやってくれて助かりました」(栃木県・29歳・主婦)
「夫が子どもと一緒にご飯を食べられるようになり、勉強を見てあげる時間が増えたので子どもが喜んでいます。また子どもが学校でいじめにあったときは、夫が学校と冷静にやり取りしてくれて頼りになりました」(千葉県・42歳・アルバイト)
●家事分担ができるようになった!
「2人とも在宅ワークになり家事の分担がしやすくなった。私は食事の用意が本当はきらいなので、週に2回程度夕ご飯をつくってもらえるように交渉。すごく楽になってありがたい!」(大阪府・36歳・主婦)
「夫が週3回程度在宅勤務になったので、朝の家事はほとんどまかせています。とくに掃除は私よりも丁寧なのでとても助かっています」(神奈川県・46歳・アルバイト)
友達と気軽に会えなくなってからは、夫婦や家族で休日を過ごすのがメインに。共通の趣味を見つけたり、夫婦の時間を積極的に楽しむ姿が垣間見えました。
●夫婦共通の趣味や楽しみが増えた!
「自粛生活のなかで家での楽しみを…と思い、夫婦で蕎麦打ちをしたり生地からピザつくりをはじめました。2人で楽しみを共有することで、距離感が縮まりました」(茨木県・33歳・主婦)
「休日夫はよく飲み会に行き、私も友達と出かけることが多かったのですが、コロナでできなくなったため、今は2人で散歩したり、サイクリングをしたり、おいしいパン屋さんに行ったりなど一緒に過ごして、楽しんでいます」(埼玉県・42歳・公務員)
「子どもを寝かしつけて、自分たちの就寝前にNetflixなどで映画やアニメ、連続ドラマをあーだこーだ話をしながら見るのが楽しみになった」(東京都・31歳・会社員)
コロナ禍で生まれた「夫婦仲への変化」いかがでしたか?
夫婦で過ごす時間が長くなったことのよい面・悪い面はありますが、会話が増えてお互いの理解が深まり、家族の時間を楽しむきっかけになっていました。
今夏もステイホームが続きますが、夫婦のコミュニケーションと思いやりを大切にしていきたいですね。
<取材・文/磯由利子>