【日本代表レポート】昌子源がU-24日本代表との対戦に野心「オーバーエイジが変わるかも」
選手たちに状況が知らされたのは5月31日の練習後、夕食時のこと。その時点では確定していなかったが、移動の準備や選手の心構えのためにアナウンスがあった。正式に決まったのは今朝で、札幌に飛ぶ前に確定し選手に伝えられた。
だが「もちろんU-24とオーバーエイジの方たちはすばらしいと重々承知していますが、負けられないと思っています」と語る。
一方でこの対戦は日本代表にとって難しい戦いになる。勝って当たり前、引き分けでも出場した選手は厳しい批判にさらされることになるはずだ。
「もちろんそれは当たり前の反応だと思います。でも代表はそういうプレッシャーがいつもかかると思いますし、当日はいつもより圧が強いと感じるかもしれませんが、どの試合でも勝ちを目指すのは同じ。それはジャマイカでもU-24日本代表でもかわりません」
また五輪前ということを考えると、U-24日本代表の自信をなくさせるような試合はできないのではないだろうか。
「両チームとも本気で戦うのは当たり前だと思いますし、両チームとも素晴らしいのでいい勝負になると思っていますが、お互いがお互いのプライドをかけて戦わなければいけないと思いますし、その先の点差がどうなるであれ、しっかり両チームとも勝ちを目指さなければいけないと思います。そのあとについては、試合の後に話します」
少し間を置いて昌子は「すごくいいパフォーマンスをしたら、オーバーエイジが変わるかもしれませんからね」と冗談めかして野望を語っていた。
【テキスト：森雅史／日本蹴球合同会社】
