この道一筋に力を尽くしてきた人に国から贈られる春の叙勲のうち、農業振興分野で功績があった人への伝達式が県庁で行われ、JA栃木中央会の郄橋武会長に勲章が授与されました。

農業振興分野における叙勲は通常、農林水産省から授与されますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、県が代行して授与する形となりました。

旭日小綬章を受章したJA栃木中央会の郄橋武会長に福田富一知事から勲章などが授与されました。

郄橋会長は県農業大学校を卒業後、20歳の時に地元真岡市で菊の栽培を始め、JAはが野代表理事組合長などを経て、2012年に9代目の中央会会長に就任しました。

この間、原発事故の風評被害やTPP問題など大きな課題を突き付けられながらもグループを引っ張ってきました。

福田知事は「今後も農業振興のリーダーとして、けん引してください」とたたえました。