栃木県内の直近1週間の新型コロナウイルスの感染状況のまとめです。

県内では5月13日から19日までの1週間で265人の感染が発表されました

2週間前と比べると100人以上増えています。

感染者の居住地別では宇都宮が106人、次いで小山が49人、真岡が21人となっています。

この1週間で県内では3件のクラスターが確認されています。

真岡市の接待を伴う飲食店で従業員と客の合わせて12人、小山市の中学校で生徒と教員10人、下野市の自治医科大学で学生5人の感染が確認されています。

変異株について県はこの1週間で99人の感染を公表しています。

このうち3人は県内で初めてとなるインド型変異株でした。

変異株の割合は直近の値で58.2%となっています。

県独自の警戒度について全体では上から3番目のステージ2.5「厳重警戒」を維持していますが、県はステージ3の瀬戸際と警戒を呼びかけています。

警戒度を判断する7つの指標のうち「病床使用率」が前の週から7.5ポイント増えて42.5%とステージ3、まん延防止等重点措置の範囲に入っています。

最後に新型コロナウイルスのワクチンの接種状況です。

県は19日午後5時時点で医療従事者を中心に10万9,531回行ったと発表しました。 

このうち65歳以上の高齢者については1回目を1万7157人に、2回目を1309人に接種しています。

およそ55万5千人いる県内の高齢者全体に対する総接種回数でみた進ちょく率はおよそ1.6%となっています。