新茶の摘み取り始まる 2年ぶりの手摘み
那珂川町の茶畑で2年ぶりとなる手作業での新茶の摘み取りが始まりました。
那珂川町矢又にある茶畑では青空のもと鮮やかな緑の茶葉の摘み取りが始まりました。
14日は近所の農家や地域おこし協力隊などおよそ10人が集まり、40アールの茶畑で密にならないように注意しながら初摘みをしました。
去年は新型コロナウイルスの影響で、例年の手摘み作業を中止し機械での刈り取りとなりました。
烏山製茶工場の清水敬一代表によりますと、機械だと茎の部分も一緒に刈り取ってしまい雑味が入るため、手摘みの方がおいしいお茶や紅茶に仕上がるといいます。
収穫した茶葉はこのあと手もみ作業や乾燥、熟成などの工程を経て、地域生まれの紅茶として烏山製茶工場や県内の道の駅などで販売されます。