● 巨人 5 − 10 阪神 ○

<4回戦・東京ドーム>

 20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人の岡本和真について言及した。

 昨季二冠王に輝いた岡本は、この日3回の第2打席に適時打を放ったが、第1打席が左飛、第3打席、第4打席がともに中飛に倒れ、打率は.192となった。

 江本氏は岡本について「休ませるか、打順を下げるか、気分転換させないと、ちょっと本人もますます迷ってドツボにはまってくる可能性がある。今のうちにやっておいた方がいいんじゃないですか。まだまだシーズンは長いですから」と心配する。

 江本氏は阪神の新人・佐藤輝明を例に出し、「佐藤は打率を気にしていないわけですから、ずっと使っていればいいんですよ。相手も嫌がるしね。岡本が出ていると、相手もよっしゃ調子も悪いし打ち取れるとなってくるからね。配球見てもわかるように、全部振り遅れている。最後は外逃げればいいと相手に思われている。今日でもよければホームランボールは4、5球あった」と厳しく指摘した。

 「厳しいようですけど、それは主力選手の宿命ですから」と岡本に対して厳しく解説する理由について語っていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)