社労士たかこ先生が自身のYouTubeチャンネルで「【採用の裏側】即戦力しか欲しくない企業たち。AI普及で『新人向けの簡単な仕事』が消えた現代の闇」を公開した。人手不足が叫ばれる中、企業が新人を育てず即戦力ばかりを求める矛盾に対し、その正体は「育成不足」であると警鐘を鳴らした。

動画内でたかこ先生は、多くの会社から育てるための時間が消えていると指摘。その理由として、ベテラン社員に余裕がないこと、即戦力採用の増加で教える文化が消えたこと、若手の早期離職により「育てるだけ無駄」という心理が働いていることを挙げた。

さらに、AIやDX化によって新人が経験を積むための簡単な定型業務が丸ごと消滅し、1人前になるための育成段階そのものが崩れ始めていると解説する。

育成不足の会社を立て直す方法について、たかこ先生は「採用と育成を完全に切り分けて考えるのをやめる」よう提言。教える内容の標準化や、ゴールを見える化することの重要性を説いた。また、AIは教育の代わりではなく、ベテランの単純作業を任せて「教育の時間を作り出すために使う」べきだと独自の視点を語る。

新人を採らなければ目先の人件費は浮くが、その代償は数年後にやってくると警告。中間層が育たず、ベテランが定年で去った時に会社の技術やノウハウが「全部一緒に消えてしまう」と断じた。最後は、会社が継続して成長していくために、今から教育の方法を整理し準備していく必要性を強く訴えかけた。

チャンネル情報

助成金専門社労士のたかこ先生が、国からもらえる助成金と労務管理について、日本一わかりやすく教えるチャンネル。 助成金申請2,000件超、200社以上のコンサル経験をもとに、ヒト・モノ・カネが好循環で回る強い組織=「骨太経営」の実践法を発信中。著書『その悩み、助成金が解決してくれます!』(KADOKAWA)も好評発売中。