昨年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた年となりましたが、コロナ禍でも新たなトレンドが数多く誕生し、話題になりました。ニューノーマルな時代、次にブレイクが予測されるものが気になりますね。

今年も動画メディアからヒットが生まれる!?

トレンドのリサーチが得意な“JCJK調査隊”メンバーの選考結果をもとに、株式会社AMFは「2021年のトレンド予測」を、「ヒト・モノ・アプリ・コトバ」の4部門に分けて発表。トレンドに敏感な女子中高生が選んだネクストブレイクは!?

【2021年JC・JKトレンド予測】

“TikToker戦国時代”“空前のネトフリアニメブーム” に注目!

【ヒト部門】

優里(シンガーソングライター)/ウチら三姉妹(YouTuber)/=LOVE(アイドルグループ)/Eve(シンガーソングライター)/ずっと真夜中でいいのに。(音楽ユニット)/小林の小林(TikToker)

特に多くの注目が集まっているのが、YouTuberの「ウチら三姉妹」さん。同調査のコトバ部門にランクインした「おはようでやんす」の火付け役として話題に。
シンガーソングライター「優里」さんは、瑛人さんを筆頭としたヒットを生み出す“エモい”カテゴリのアーティストの一人として注目度が急上昇中。YouTubeで人気のチャンネル「THE FIRST TAKE」でも圧倒的な歌唱力の高さを見せています。
「ずっと真夜中でいいのに。」さんも、ここ数年非常に人気のある“ボカロ音楽ユニット”カテゴリのアーティストの一人として、今後の人気が期待されています。

【モノ部門】

呪術廻戦/フェイスシールドデコ/サンリオピューロランド/ZEESEA/フルーツ大福/キンパ/証明写真プリ

「呪術廻戦」は、 同名漫画原作のアニメ。作品が配信されているNetflix内のランキングでも連日上位となっています。
「フェイスシールドデコ」は、 コロナ禍に欠かせないフェイスシールドを自分好みにアレンジすること。可愛く感染対策できることから、挑戦する女子中高生が急増しているのだそう。「サンリオピューロランド」は、同調査のコトバ部門にランクインした「いとしなもん」のポーズを始め、女子中高生の間でサンリオキャラクターが再び脚光を浴びていることから選出されました。

【アプリ部門】

COCOA/ストーリーエフェクト(Instagram)/HAKUNA/Friended/Pokekara/SNAPS

これから女子中高生の関心がさらに高まると予測されるのは、Instagramの「ストーリーエフェクト」です。ストーリーズで使用できるエフェクトで、可愛く盛れるフィルターやおしゃれなエフェクトが「ストーリーズの質が上がる」と人気が出てきています。
また、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」もダウンロード数を伸ばしているようで、人が集まりやすい学校や塾などでダウンロードが推進されていることから、使用する女子中高生が増えている模様。
採点カラオケアプリ「Pokekara」にも注目。コロナ禍においては、気軽に集まってカラオケができなくなったため、カラオケしている気分になれると女子中高生の間でも人気が出てきています。

【コトバ部門】

〜してもろて/大丈夫そ?/おはようでやんす/いとしなもん/レモン少年/〜まである

「〜してもろて」は、YouTuberのパパラビーズが火付け役となった「〜してもらって」という意味の言葉。使い方としては、「こっち来てもろて」「座ってもろて」など、お願いをする際に使用する女子中高生が急増中なのだそう。
「レモン少年」は、TikTokでバズったレモンを食べる少年から派生した言葉とのこと。動画の最後で特徴的なポーズを決めており、そのポーズが面白くて可愛いことから「レモン少年」ポーズとして、写真撮影をする時に用いる女子中高生が出てきています。早速チェックしたくなりますね。

常にアップデートされている若者のトレンド。TikTokやYouTubeなどの動画メディアが、2021年も大きな影響を及ぼしそうですね。気になったワードがあった人は、今すぐ検索してみましょう!

【参考】※ 株式会社AMF
2020年12月 JCJK調査隊調べ