7歳少女の驚異の重量挙げが話題だ(写真はイメージです)

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13歳以下の大会で優勝したローリーちゃんを英紙報道

 カナダ出身の7歳の少女が、重さ80キロのバーベルを持ち上げたことで、海外で話題となっている。ローリー・ヴァン・ウルフトちゃん(カナダ)がインスタグラムで公開しているというデッドリフトの衝撃記録について、英紙「デイリーメール」が報じている。

 小さな体に、凄まじいパワーを宿しているようだ。室内で大きなバーベルを持った少女が、7歳のローリーちゃんだ。力をこめ、バーベルを頭上に上げてしっかりと立ち上がっている。自身の体重を優に超えるような重りも、肩に担ぎ、きっちり持ち上げて見せた。

「デイリーメール」は公式YouTubeで重量挙げをしている動画を公開するとともに、記事でもローリーちゃんに注目。今月3日から6日まで行われた「全米ウエイトリフティング・ナショナルユース選手権」の13歳以下、女子30キロ級で中学生らと競い、優勝したことを報じている。

 記事によると、ローリーちゃんはこの大会とは別の映像で、80キロのバーベルをデッドリフトで持ち上げた瞬間をインスタグラムに公開しているという。「カッコイイから」という理由で腕にはすぐに消えるタトゥーも施して競技に臨んでいるが、本人いわく重量挙げは「ホビー」。メインは週に9時間練習している新体操なのだという。

体操が好きな理由は「頭上に何も持ち上げなくていいから」

 記事では、ローリーちゃんが地元の体操の大会で初めて銅メダルを獲得した時、両親に「頭上に何も持ち上げなくていいから、より体操の方が好き」と伝えたというエピソードも紹介している。

 同紙によると、父のキャバンさんは「ローリーは世界最強の少女だと言っていいだろう」「みんなにとって彼女の安全が最優先事項。彼女は(重量挙げと体操の)両方のスポーツで慎重に計画に沿ってトレーニングしている」と語っているという。

 東京五輪の競技にもなっている重量挙げ。驚異的な7歳のパワーが世界を驚愕させた。(THE ANSWER編集部)