2018年9月、ドラマの撮影終わりの戸田。この約2週間前に30歳の誕生日を迎え、断捨離に取りかかり始めたという

　2015年、共演映画『エイプリルフールズ』のイベントで戸田恵梨香（32）は、「彼はちょっとオタク気質といいますか……。漫画、大好きだしね。私、すべて長所だと思っているので」と、いまや夫の松坂桃李（32）を評価していた。あれは本音だったのかーー。

　事前に交際の噂すらないなか、12月10日に2人の「隠密婚」は突如、発表された。

「戸田はドライブが趣味というアクティブな性格。2018年に朝ドラ『スカーレット』の主演が決まる直前には、身辺含めて断捨離をしたなど、サバサバしています。最近もインタビューで『日ごろから必要なもの、足りていないものを見つめなおす』と話していました。

　一方、松坂の趣味は正反対。爽やかなイケメンぶりに反し、SNSには番宣以外はゲームやアニメの話題ばかり投稿する、自他ともに認めるオタクです」（芸能関係者）

　松坂はかつて、カードゲーム「遊☆戯☆王」のスマホゲームにハマり、一般人とのオフ会に参加したことを嬉々として語ったこともある。

「僕の周囲の経験からいって、夫のオタク行動が激しくなって奥さんがあきれると、絶対に喧嘩して離婚になります」

　そう語るのは、経済評論家の森永卓郎氏（63）だ。妻子があり、ミニカーの有名コレクターである森永氏によると、ガチオタ夫が一人で趣味に暴走するような場合は「結婚生活が破綻する」というのだ。

「夫がオタクの場合、『奥さん側が合わせてくれて結婚できた』ということも多い。戸田さんも彼に合わせてあげたのでしょうから、長続きするかは松坂さん次第です」（森永氏）

　以前、松坂はテレビ番組で「アニメの話を楽しそうに聞いてくれる」という “交際条件” を明かしていた。夫婦問題研究家の岡野あつこ氏（66）が、この発言を解説する。

「松坂さん、いいじゃないですか。多くの人は『あえて言わなくてもわかってもらえる』と思いがちですが、こうした条件を出すことは、相手に対する『僕はこうすれば喜ぶよ』というメッセージになるんです。

　出された側は『私に、こんなメッセージをくれているんだ。嬉しい』と受け止めてあげることが大切です。戸田さんも、そんな対処ができたら、この結婚はうまくいくでしょう」

　断捨離妻が、ガチオタ夫の“重荷”にならなければいいが……。

（週刊FLASH　2020年12月22日号）