2007年から2019年まで、10年以上にわたって放送された米人気ドラマ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』。ペニー役を演じたケイリー・クオコ(34歳)は、作品内でも関係を持つレナード役を演じたジョニー・ガレッキ(45歳)と、実生活でも交際。その後破局を迎えた二人だが、そのタイミングで意図的にラブシーンが増えたと明かした。

オタクなインテリコンビの隣の部屋にブロンド美女が引っ越してきたところから、仲間内の恋愛や友情をテーマとした物語が描かれる同作は、エミー賞を受賞するなど、国内外から大きな評価を得ている。そんな同作で、主要メンバーの1人であるペニー役を演じたケイリー・クオコは、今になって物申したいことがあるよう…。

ドラマ内でペニーに想いを寄せる科学者、レナード役を演じたジョニー・ガレッキと、実生活でも一時期交際していたことを、先日ポッドキャスト番組『Armchair Expert』で改めて明かしたケイリー。パイロット版の撮影が始まった頃から、ジョニーに大きな恋心を抱いていたのだとか。

「私たちは付き合うことになって、2年間ほどお互いに夢中になっていました。けれどどその後、別れてしまったんですけどね。幸運にも、ジョニーと私は上手く破局を乗り越えることができました」

けれどもそんな二人の破局後に、ドラマ内でペニーとレナードのラブシーンが意図的に増やされたと確信していると告白。

「でも、このドラマを支えてくれた、チャック・ロリーのことは忘れられません。彼は本当に特別な人で、才能あふれる人物です。しかし、私とジョニーが別れた後、お互い少しセンシティブになっている時期がありました。 そんなタイミングにチャックは、ペニーとレナードが1秒おきにセックスするようなエピソードを書いたのです」

「ジョニーと私はこの件について話したのですが、私は『チャックが意図的にやっていると思う』と伝えました。私は、未だに彼が意図的に書いた脚本だったと思っています」

とはいえケイリーはチャック・ロリーに対して不満を募らせているというわけではないようで、インタビューではこのように付け足した。

「でもそんなところも、チャックを愛らしく思う理由になってしまうのですが。もしまた彼に会ったら、あの回について聞いてみると思います。だって本当にあのエピソードは、突然差し込まれたような感じがしたから」

共演者とプライベートでも付き合うというのは、ハリウッドでもよく聞く話であるものの、別れた後にラブシーンを演じなくてはいけないのは、かなり気まずいものがあるはず。破局後のギグシャクした様子を一切見せることなく、脚本に沿った演技を見せた二人に、拍手を贈りたい…!