マイボイスコムは10月28日、「コンビニエンスストアの接客」に関する調査結果を発表した。調査は10月上旬にネット上で実施し、10〜70代の男女1万157人から回答を得た。

コンビニの利用頻度を聞いたところ、約半数が「週一回以上」(51%)と回答。「ほとんど毎日利用している」(4.9%)という人も少数ながらいた。

「商品をカバンに詰めるための場所がなく不便」という声も


直近1年間に利用したコンビニの最多は「セブン‐イレブン」(86.6%)だった。以降は「ローソン」(73.1%)、「ファミリーマート」(72.6%)、「ミニストップ」(17.5%)などと続いた。北海道では、地元コンビニの「セイコーマート」が8割弱と人気を博していた。

期待する接客態度については、最多の「手際がよい」(50.5%)が半数を超えた。他には「対応が丁寧」(33.4%)、「笑顔で対応」(32.6%)などが上位に挙がった。一方、女性からは「様々なサービスや手続きの処理がスムーズ(スマホ決済、店頭受け取り、発券など)」、「柔軟な対応、臨機応変な対応」などの声が多かった。

店員の接客態度で「不満・不快に感じた経験がよくある」(4.0%)、「時々ある」(24.4%)という人は、合わせて3割弱だった。回答者からは

「QR決済時に画面にバーコードリーダーを当ててくる」(男性55歳)
「ゴミ袋有料化後、袋なしで買い物をした際に、商品をカバンに詰めるための場所がなく不便」(男性51歳)
「タバコ購入しようとしたら、ボタンを押すように催促された」(男性67歳)
「バイトの高校生らしき子達がレジで話をしている。話し方などがあまり接客向きではない人がいる」(女性28歳)

といった声が寄せられた。他にも「レシートほしいのに勝手に処分された」という人もいた。

こうした経験による影響を聞くと、最多は「その店舗の印象が悪くなった」(32.6%)。以降は「利用する頻度が減った」(31.6%)、「利用しなくなった」(17.3%)、「利用する時間帯を変えた(該当の店員がいる時間をさける)」(11.0%)などと続いた。