札幌市の偽サイト(一部、編集部で加工)

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内閣サイバーセキュリティセンターは13日、自治体などの公的機関や企業等を模倣した海外ドメイン名のWebサイトが多数存在するとして、URLを確認してからアクセスするよう呼びかけた。

自治体では、札幌市や横浜市、名古屋市、神戸市などが、各ホームページになりすましたサイトへの注意喚起を13日までに行っている。内閣サイバーセキュリティセンターによると、偽サイトには本物と見分けがつかないほど酷似したものがあり、サイバー犯罪等に用いられる可能性があるという。

偽サイトが本物と異なるのはURLで、「.tk」などの海外のドメイン名となっている。このため、URLリンクからホームページにアクセスする際はアドレス欄をよく見る必要がある。リンクを開く前にポインタを置いたりブラウザの機能を使うなどして、URLのドメイン名を必ず確認。「普段見慣れない国の末尾文字があるなど不審と思われる場合」には、「安易にアクセスしたり、当該ページの何かをクリックしたり絶対にしないでください」と呼びかけている。