ヴィッセル神戸DF酒井高徳(左)とMFアンドレス・イニエスタ【写真:高橋学】

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神戸DF酒井がJリーグ初の新型コロナ感染者に「イニエスタが在籍する神戸で初の陽性」

 J1ヴィッセル神戸が30日、元日本代表DF酒井高徳新型コロナウイルス検査において陽性反応が確認されたと発表した。

 海外メディアもJリーグ初の感染を速報しており、「コロナウイルスがJリーグに到達」「イニエスタのパートナー、酒井が最新の陽性反応に」と取り上げている。

 Jリーグは2月22日と23日に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的に開幕戦直後にリーグ中断を余儀なくされた。一方、今月25日にはJ3が4月24日、J2が5月2日、J1が5月9日と段階的に再開していく方針を発表している。

 そんななか、酒井の陽性反応が発表された。2009年にアルビレックス新潟でプロデビューした酒井は、11年にドイツ1部シュツットガルトへと加入。15年にはハンブルガーSVへ移籍し、主将を託された。19年夏に神戸へ加入し、元日の天皇杯優勝に貢献している。

 Jリーグ初の感染者を海外も速報。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「イニエスタが在籍する神戸で初の陽性」と取り上げ、スペイン紙「マルカ」は「コロナウイルスがJリーグに到達」と伝えている。海外メディア「Be Soccer」は「イニエスタのパートナー、酒井が最新の陽性反応に」と見出しを打って報じた。

 再開の目処が立っているJリーグではあるが、酒井の感染発覚を機に、再び白紙になる可能性も充分にありそうだ。(Football ZONE web編集部)