【海外発!Breaking News】社内をアルコール消毒、延長コードがショートし火の海に(中国)
![火災が発生した会社の事務所(画像は『自由時報 2020年3月7日付「武漢肺炎》中國噴灑酒精消毒出意外 辦公室整間燒毀」(圖翻攝自梨視頻)』のスクリーンショット)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/3/83156_196_0a49280f_a148eb0f-m.jpg)
事故があったのは2日の午後1時頃。従業員の男性が定期的に行われている社内の消毒作業をし終えて、事務所を出た時だった。ふと違和感があり振り返った男性が、事務所の机の上が燃えているのに気付いた。火はあっという間に燃え広がったという。
新型コロナウイルスの流行で、アルコール消毒液による消毒が推奨される中、アルコール消毒による事故は他でも起きている。中国・武漢市ではポンプ式のアルコール消毒液で車内を消毒していたところ、ポンプが爆発し男性が右目を20針縫うけがをした。爆発の原因はポンプを繰り返し押すことで発生した静電気だという。
前出の消防員によると、アルコールは気化して可燃ガスとなり、空気中の濃度が3%に達すると火気の近くでは引火、爆発する可能性があり、とても危険だという。アルコール消毒をする場合は、空気中にスプレーするのではなく、布などに吹き付けてから拭く方がいいと話している。
画像は『自由時報 2020年3月7日付「武漢肺炎》中國噴灑酒精消毒出意外 辦公室整間燒毀」(圖翻攝自梨視頻)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)