「叶うなら10分以内に食べてほしい!」こだわりは強いが、その口どけに驚嘆させられる生ハムがあった!
近所のいい店で上質な時間を過ごす。これこそが世田谷流。
広大な世田谷のさまざまなエリアから、新店、人気店だけをピックアップ。今、世田谷をにぎわす話題店を紹介する。
前回の『ケトク』に続くのは、世田谷のホムパには欠かせない生ハムの名店!
成城あたりの家飲みはそこらのバルじゃ敵わない
『サルメリア ロッキュー』@成城学園前
成城学園前から調布市の入間町あたりでは自宅にいながら、レストランでも食べられない生ハムを楽しんでいるという。
そんな夢の生ハムを扱うのが、成城学園からバスで3駅の場所にある『サルメリア ロッキュー』だ。
店主の新町さんが選び抜いた美味しいものだけをカットする
ただしこの生ハム、切りたてでないと最上ではない。「できれば10分以内に食べて」と店主の新町賀信さん。
盛り合わせは基本の5種盛り¥2,000〜。このほか、入荷中のスペシャルな生ハムやサラミの好きな組み合わせでも盛り合わせできる。持ち帰り時間が1時間を超える場合はシート、翌日以降は真空パックにしてくれる
テイクアウトだけなので、すぐに自宅に持ち帰ることができるご近所だけがこの最高の贅沢を享受できるのだ。
真空パックもあるが、長持ちさせるためやや厚切りにするので、極薄の切り立てとは別物。ああ、このためだけにこの街に住みたい。
静かな住宅街にあるが、週末ともなれば長蛇の列ができる
生ハムに69の文字がトレードマーク
切りたてを楽しめるお店が真横にオープン!
『15/クインディチ』
昨年2月、“69”隣にワインバーがオープン。
“69”の切りたての生ハムを持ち込むことができるほか、相性抜群の揚げパンが楽しめる。¥150×10枚綴のお得なチケットもあり。
◆そんな『サルメリア ロッキュー』の大人な客層
近所に住むマダムからワイン好きの男性など、年齢層は幅広い。
常連率が高く、新町さんが好みを知り尽くしているので、おまかせも多い。