Jリーグでも活躍した水原三星MFチェ・ソングン【写真:Getty Images】

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かつて甲府や鳥栖に在籍したMFチェ・ソングンの投稿から謝罪する事態に発展

 かつてJリーグでプレーし、現在は水原三星ブルーウィングスに所属する元韓国U-22代表MFチェ・ソングンが「朝鮮人」の嫌韓表現を使ったとして批判を浴びており、謝罪する事態にまで発展している。

 韓国ニュース総合サイト「ノーカットニュース」などが報じた。

 事の発端は、ヴァンフォーレ甲府、サガン鳥栖、FC岐阜に在籍したチェ・ソングンが投稿したインスタグラムだ。水原三星のチームメイトであるDFショ・ソンジン(元ロアッソ熊本、カマタマーレ讃岐、コンサドーレ札幌)、MFキム・ミヌ(元鳥栖)とともに撮影した3ショットをアップし、「チョウセンジン(朝鮮人)、幸せに」と綴っていた。

 韓国ニュース総合サイト「ノーカットニュース」は「チェ・ソングンがSNSを介して、“朝鮮人”という言葉を直接使用し、多くのサッカーファンから叱責を受けたと」と報道。記事では「チョウセンジンは日本式の発音だ。韓国人を卑下する意味も含まれている」と説明を加えている。

 その投稿を受けて批判が集中し、チェ・ソングンは3日に謝罪文を掲載。「不本意は心配をおかけして本当に申し訳ありません。私の考えが足りず、自分の意図とは異なり不快感を与えてしまった。今後はもっと注意したい。反省している」と胸中を吐露した一方、「チームメイトとクラブ関係者、ファンの方々に良くない姿を見せてしまい申し訳なく思います」と謝罪している。

 一つの投稿から謝罪にまで発展しているなか、その波紋は今も広がり続けているようだ。(Football ZONE web編集部)