中国で工作機械の生産能力2倍へ、シチズンは市場好転に先手
同社は、中国の生産能力が売上高拡大の課題になっていた。現地は30―50台規模の工作機械を一度に発注する大口案件が多く、最高益だった17―18年度の好況時には、能力の限界から一部を失注することがあった。
新工場は、現工場から自動車で5分ほどの距離。21年2月の稼働を目指す。敷地面積は6万8000平方メートルで、工場の延べ床面積は現在比3倍の3万4000平方メートルを確保する。現工場から従業員を引き継ぐ。初めて寮を2棟建て、人材確保を有利にする。
中国の工作機械市場は米中摩擦の影響や生産設備の過多などから低迷が続く。日本工作機械工業会(日工会)によると、中国の現地受注は9月まで19カ月連続で前年比マイナスを継続中だ。しかし、高性能の最終製品に組み込む部品加工用や、少人数で高品質の加工をする自動化のための潜在需要は大きい。
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