NBA公式の取材を受け、バスケ愛を語った香川。創造性溢れるプレーはバスケにインスピレーションを受けた!? (C)Getty Images

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 この夏にボルシア・ドルトムントからレアル・サラゴサに完全移籍した日本代表MF香川真司が、自身のインスタグラムを更新。掲載したその動画内でバスケットボールの妙技を披露して、ファンを喜ばせている。
 
 今回、香川が取材を受けたのはアメリカNBAの公式サイト。「NBA SUPER FANS JAPAN」と題し、他競技のプロアスリートらがバスケットボールの魅力を語り尽くすコーナーだ。香川自身も幼少期はよくバスケに興じていたようで、次のようなコメントを寄せている。
 
「バスケットボールのプレーを初めて知ったのは、小学生くらいですね。というのも両親がふたりともバスケットボールをずっとしてたんで、その流れで一緒に遊んだ記憶があります。(サッカーでも)みんなでバスケットボールやるんですけど、遊びで。遠征の移動のときとかもパソコンで(NBAの)試合を観たりしてますし、世界中のひとたちに観られるスポーツ。それだけ(NBA選手たちは)影響を与える。非常に大事なことだと思います」
 
 現在、NBAには八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)がプレーしており、中国で開催される世界選手権を目前に控え、日本代表への注目度も高まっている。香川は、「僕たち日本人がヨーロッパのサッカーに憧れたように、これから数多くの日本人選手がNBAの舞台で夢を持って戦ってほしいなと非常に感じる」と想いを語り、「ひとりでも多くの日本人選手がBリーグからNBAに流れて、サッカーもそうですけど、どんどんどんどん世界で活躍してほしいですね」とエールを贈った。

 
 動画内ではみずからバスケットボールを手に股の間を繰り返し通すレッグスルーや、軽快なドリブル、さらには鮮やかなフォームでフリースローを何度もねじ込むなど、素人とはとうてい思えない腕前を披露。これを観たファンからは、
 
「Niceシュート」
「バスケも上手い」
「シュートのフォームが綺麗」
「競技を問わず国境を越えて人の夢や目標を応援する姿に素晴らしいと思います」
「何やっても絵になるシンジカガワ」
「バスケする姿がセクシー」
「スポーツ万能なのはご両親のDNAなんですね」
「カッコよすぎ!」
「違うスポーツもリスペクトしてる香川が大好き」
 
 などなど、称賛の書き込みが相次いでいる。
 
 ラ・リーガ2部では開幕から2戦連続でスタメンを飾り、第2節のポンフェラディーナ戦では移籍後初ゴールを決め、サポーターを歓喜させた。調子は明らかに上向き。土曜日の第3節、エルチェ戦でのハイパフォーマンスにも期待だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部