大学でのキャリア形成の男女差、同じ文系なのに分野で違いのワケ
経済学や社会学など社会科学系の有期雇用者の比率は20―30代では女54%、男37%と差があるが、40代で女22%、男16%と統計的な有意差がなくなった。
一方、文学や心理学など人文科学系の有期雇用は20―30代で女57%、男50%と差がない。しかし40代は女31%、男17%と差が生じ、50代も女19%、男5%で差があった。全世代合計では史学、哲学、言語学、心理学で男女差があった。
理由は不明だが「人文科学系は研究内容の裏づけや評価が難しく、男性が雇用の面で有利になる」との意見があるという。対して「データがものをいう社会科学系は、男女同等の評価が実現している」と解釈できる。
研究者の男女共同参画の大規模調査は、自然科学系で定期的に行われ、結果は政府施策に生かされている。対して人文・社会科学系の学会横断の調査はこれまでなかった。
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