データを視覚的にわかりやすく示すのがグラフ・チャートなどの統計図表です。「CHARTS FACTORY」は無料・登録不要でサクッとグラフ・チャートを作成可能で、作成したグラフを画像形式で保存でき、URLで他人とグラフを共有できる、シンプルなUIのウェブアプリです。

CHARTS FACTORY

https://chartsfactory.com/

実際にCHARTS FACTORYを使ってグラフを作ってみます。CHARTS FACTORYのページにアクセスして、「Make a Chart」をクリックします。



するとこんな感じで、最初は「Global Internet Usage(全世界でのインターネット利用者数)」のグラフが表示されています。今回は2018年度12月分のGIGAZINEのアクセス解析結果を使って、2018年12月のGIGAZINE読者の使用ブラウザをグラフで表示してみます。「Edit Chart」をクリックして、グラフの作成を開始します。



ウィンドウの右側にバーが表示されます。このバーに作りたいグラフのデータを入力していきます。



「Type」では作成したいグラフの種類を選択します。「Bar(棒グラフ)」「Horizontal Bar(水平棒グラフ)」「Line(折れ線グラフ)」「Area(面グラフ)」「Pie(円グラフ)」「Doughnut(ドーナツグラフ)」「Funnel(じょうごグラフ)」「Pyramid(ピラミッドグラフ)」などの選択肢があります。今回は比率をわかりやすくしてくれる「Pie(円グラフ)」を選択します。



「Title」にはグラフの題名を、「Label」はグラフとして集計するデータの内容を入力します。今回はそれぞれ「2018年12月のGIGAZINE読者の使用ブラウザ」「使用者数」としました。



グラフに使用する統計データを入力する欄はこんな感じで、左側の欄には統計データの名称を、右側には数値を入力します。入力欄は最初は1つしかありませんが、「Add Row」をクリックすると……



統計データの入力欄が1つ増えました。これで複数の統計データをグラフに組み込めます。



「Add Row」を使って作成した入力欄に統計データを全て入力したら、「Generate」をクリックしてグラフを作ります。



作成したグラフはこんな感じ。グラフを変更したい場合は、「Edit Chart」をクリックすることで、いつでもグラフの内容を変更可能です。



グラフ上にマウスカーソルをのせると、統計データが表示されます。今回は円グラフを作ったので、それぞれの要素が全体の何%を占めているかも表示されています。



「Select Theme」では文字・グラフ・壁の色の変更や壁紙にグリッドやグラデーションを追加したり、グラフの見た目を変更することが可能です。しかし、選択肢が「Zeus(ゼウス)」「Hades(ハデス)」など、ギリシア神話に登場する神々の名前になっており、選択肢の名称から「どんなデザインなのか」はわかりにくめです。



「Save as Image」をクリックすると、作成したグラフをpng形式でダウンロードすることが可能です。



実際にダウンロードしたグラフはこんな感じでした。



「Create a Share Link」をクリックすると、作成したグラフのURLが表示されます。このURLを送信することで、他の人もグラフの内容を見ることができますが、URLから表示したグラフを再編集することはできず、「Save as Image」機能だけが使えます。



「グラフの使い方がよくわからない」という人は、上部のタブからExampleをクリックすると……



グラフの活用例が表示されます。



活用例をクリックすると、グラフの詳細をチェックすることができました。