冷蔵庫に入れたままの食材を警告。日立がスマホと連携する40万円台の冷蔵庫を発表
この2モデルは、iOSとAndroidスマートフォン向けに提供される専用アプリ「日立冷蔵庫アプリ」を使うことで、冷蔵庫の中にある食材管理などが行えるのが特徴です。
これまでも同社はコネクテッド家電として、ロボットクリーナー「minimaru RV-EX20」や、IHクッキングヒーター「火加減マイスター HT-L350KTWF」などを展開してきましたが、今回は冷蔵庫にも展開します。まずは2機種に共通する、スマートフォンとの連携機能を紹介します。
▲リモート機能は「操作パネル」画面が中心。冷却モードや急速製氷運転の状態、冷蔵庫のドアの開閉回数グラフなどが確認できます
▲使い方の確認や困った時のヘルプが表示できる「サポート」の画面。動画なども見られますそして大きな特徴となるのが、4つ目の機能。冷蔵庫に保存する食材をスマートフォンのカメラで撮影し、購入日や保存した経過日数を一覧で記録する「食材管理」です。
冷蔵庫に入れる時点で、食材の画像をカメラで撮影。購入日を入力して管理することで、日数が経過した食材などをリマインダー機能により表示してくれるもの。
残念ながら入力や消去は手動となっていますが、買い物する際に冷蔵庫の在庫を手軽に確認したり、期限切れ食材をスマホ上などから見られるのは便利でしょう。
またこれら4つの機能は、全て一つのアプリ内で完結できる点も便利です。
▲食材管理は「きろく」画面から。保存日数はこのように一覧で確認できます日立冷蔵庫アプリは、Android 5.0以上、iOS 10以上に対応する予定。使用時には、モバイルデータやWi-Fiなどのネット環境が必要です。アプリの提供は商品の発売(2月下旬以降:詳細は後述します)に合わせて開始するとアナウンスしていますが、具体的な日時は記事掲載時点では発表されていません。
冷蔵庫「R-KX57K」本体の機能としては、本体下部の引き出しを冷蔵、冷凍、野菜の収納に選べる「ぴったりセレクト」、冷蔵室内をチルド温度約2度にすることで、保存する食品への菌の繁殖を抑える「まるごとチルド」などが挙げられます。
また、サラダにラップをかけることなく鮮度を保てる「うるおい冷気」を採用。食品に直接冷気を当てない構造を採用しているため、開封したハムをラップなしで入れても乾燥を防げるとしています。
大容量版となる「R-WX74K」の特徴は、KX57Kの機能に加え、ワンタッチで引き出しを開けられる「電動引き出し」や、肉や魚を真空で密閉保存し、鮮度を長く保てる点など。
「R-KX57K」の本体サイズは685×1833×738mm(幅×高さ×奥行き)、容量は567Lです。発売は3月中旬で、市場想定価格は税別43万円前後を見込みます。
「R-WX74K」の本体サイズは800×1833×738mm(幅×高さ×奥行き)、容量は735Lです。発売は2月下旬で、市場想定価格は税別49万円前後の見込みです。
本体カラーは両モデルとも、クリスタルミラーの1色のみ。
同社によれば、今後のコネクテット家電の方針として「ただ新商品を発売するだけではなく、発売後のコネクテット家電に対しても随時アップデートをかけていくと共に、AmazonのAlexa対応機器など、スマートスピーカーとの連携も強化していく」としています。
なお、こうしたコネクテッド家電は、ITやテクノロジーとの融合により便利になる一方で、高価であることも指摘されています。実際今回の2モデルも、冷蔵庫としては高級モデルに位置する機種。今後、家電メーカー各社が機能と価格面でどのようにバランスをとっていくのかが注目されます。
