「徴用工」をめぐる問題で20日、強制的に働かされたと主張する韓国人やその遺族ら1000人余りが、韓国政府に対し、補償を求める訴えをソウルで起こした。NHKニュースが報じた。

「徴用工」については、日本企業に賠償を命じる判決が韓国で確定していたが、今回の訴訟の原告側は、韓国政府が補償すべきだという立場。韓国政府は1965年の日韓国交正常化に伴って日本政府から資金を受け取っており、そこから1人あたり約1000万円を支払うよう求めている。原告側はすでに3件の訴えを起こしているとのこと。

「徴用」めぐる問題 1000人余が韓国政府を提訴(NHKニュース)