28日、日本テレビ「ナカイの窓」では、「2018年 ニュースの窓」として今年起こった話題のニュースをよく知る関係者らがゲスト出演。体操女子パワハラ問題を知る関係者として、元体操選手・池谷幸雄氏が登場した。

今年8月、体操・宮川紗江が暴力を振るわれた速見佑斗コーチを責めず、日本体操協会や塚原千恵子氏から受けたパワハラを告発すると、たちまち大騒動に発展。池谷氏はそのピーク時、「3週間で80本くらいVTR(テレビ)出ました」という。

さらに同問題を番組で取り上げる際には、スタッフと打ち合わせをして内容を決めていたという池谷氏。「スタッフとは全部話す。これは言っちゃダメですよ、書いちゃダメですよというのは全部言う」などと明かしたが、山崎弘也らがその内容に迫ると、「暴力の問題は単純。解決している。やっぱり組織的な部分の問題っていうのは色々ある。体操協会も頑張ってるは頑張ってるので悪く言えない。ただ夫妻の発言で嘘がいっぱいあるんで、それは正さないといけない」と語った。

具体的な指摘こそなかったが、塚原夫妻の発言を「全く違うから」と言い切った池谷氏。陣内智則から「池谷さんはあの夫妻は嫌いなんですか?」と訊かれると、「えっ?」とリアクションしつつ不快感をあらわに。これにより感情が周囲に伝わってしまった池谷氏は「それ聞いちゃダメでしょ」と笑うしかなかった。

また、中居正広から「バイキングの池谷君とか見れなかった。あんなにボコボコにされちゃって」と言われた池谷氏。「今の時代は暴力はダメなんですけど、命を懸けてやってる時に手が出ちゃうこともあるんですよっていう話をしたんですけど、(他の出演者から)それじゃダメだろって話で責められた」と振り返ったが、その一方で「バイキングのギャラが一番良かった」と話し、周囲を呆れさせた。