常設ギャラリーでジョルジュ・ルオー作品を鑑賞できる。「パナソニック汐留美術館」

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◆常設ギャラリーでジョルジュ・ルオー作品を鑑賞できる。「パナソニック汐留美術館」

パナソニックがコレクションしてきた孤高の天才画家ジョルジュ・ルオーの作品を、広く伝える目的でオープンしたパナソニック汐留美術館。作品の一部は常設展示され、ルオーに関連した企画展も。また、「建築・住まい」などをテーマにした展覧会や、作品の魅力を引き出す最新のLED照明を使用など、パナソニックらしい視点も特徴のひとつ。まずは企画展の入れ替えと同時にテーマが変わる、ルオー・ギャラリーを楽しんでみて。


ルオー・ギャラリー
作品の魅力を引き出す照明にも注目!ルオー作品は常設展示
「パナソニック汐留美術館」は、パナソニックが1990年代末から収集・所蔵してきた、20世紀フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオーの油彩・版画作品を多くの人々に広く鑑賞してもらうことを目的として、2003年4月に開館。

ルオーはどの流派にも属さず、版画や油彩画などで独自の世界を描いてきた孤高の画家。ルオー・コレクションは現在約240点にのぼり、館内の「ルオー・ギャラリー」でテーマごとに作品を選んで常設展示するほか、ルオーに関連する企画展も随時開催している。

年4回の企画展では、パナソニックの事業とかかわりの深い「建築・住まい」「工芸・デザイン」などをテーマに、暮らしを豊かにする提案を行う。

「ルオーの名前を冠したギャラリーを持つ、世界唯一の美術館としてルオーの魅力をお伝えすべく研鑽しております。また、美術作品にやさしく、エコな最新のLED照明を全館で採用しており、作品本来の美しい色や質感を引き出す照明環境でご鑑賞いただけます」と広報担当。パナソニックの視点が活きた展示は、作品の魅力をさらにアップさせてくれそう。


ミュージアムショップ
ルオー作品をメインに企画展関連のアイテムも揃うショップ
ミュージアムショップでは、ジョルジュ・ルオーの作品をメインに、ポストカードやクリアファイルなどのオリジナルグッズ、展覧会図録をはじめ、各展覧会に合わせた関連書籍やグッズなどを販売している。企画展の限定グッズでは、作品をモチーフにしたグッズや開催時期の季節にちなんだ商品など、ここでしか入手できないアイテムも扱う。


「レターパッド」5柄、各540円
例えば「レターパッド」(各540円)は、サーカスの女性を描いた「マドレーヌ」や色彩豊かな「飾りの花」など、ルオー作品が5柄揃っている。このほかにも、同様のデザインがあるA5サイズの「クリアファイル」(309円)や「ルオーポストカード」(108円)がラインナップ。ルオーギャラリー同様に開館中はいつでも利用できるから、常設展を鑑賞した記念にルオー作品のグッズを買うのもいいかも。