2018年8月10日にSamsungの最新端末「Galaxy Note9」が発表されましたが、テクノロジー関連メディアのPCMagがユーザー向けにアンケート調査を行ったところ、登場したばかりのGalaxy Note9よりも次期iPhoneのリリースを楽しみにしている人が圧倒的に多いことが明らかになっています。

Most Anticipated Smartphone? Next iPhone, Galaxy Note 9 Duke It Out | News & Opinion | PCMag.com

https://www.pcmag.com/news/363018/most-anticipated-smartphone-next-iphone-galaxy-note-9-duke

世界のモバイル市場でHuaweiが第2位のシェアを握ったことが明らかになっていますが、アメリカでは今でもAppleとSamsungが市場を引っ張る強力な存在です。そんなアメリカ市場で「どのモバイル端末が興味を持たれているのか?」を、PCMagが1555人の消費者を対象に調査しています。

アンケート調査では8月に登場予定の「Galaxy Note9」、9月に登場予定の「新型iPhone」、10月に登場予定の「Google Pixel 3」、「LG V40」、「Huawei Mate 20」、11月登場予定の「OnePlus 6T」といった端末の、いずれを楽しみにしているかが問われています。

アンケート結果は以下の通り。調査時点では発表間近というタイミングであったGalaxy Note9は、24%の支持を得ています。一方で、次期iPhoneは全体の42%もの支持を得ており、圧倒的な注目度であることが数字から明らかになっています。その他は、Google Pixel 3(7%)、LG V40(4%)、Huawei Mate 20(3%)、OnePlus 6T(2%)、その他(6%)、興味ナシ(11%)となっており、消費者が楽しみにしている端末はiPhoneとGalaxyの2つに絞られていることがよくわかります。



なお、PCMagは「(世界のスマートフォン市場で2位のシェアを獲得している)Huaweiは中国のスマートフォン市場を支配しているものの、アメリカでは足場を見つけるのに苦労している」と記しています。Huaweiはアメリカ市場からの全面撤退が報じられていますが、政府からの圧力に苦労しているだけでなく、消費者からの関心もあまり得られていないことが調査結果からわかります。

Huaweiがアメリカ市場から全面撤退すると報じられる - GIGAZINE



なお、調査によるとGalaxy Note9を選んだユーザーの76%がSamsung製のスマートフォンを所有しており、8%は回答時点でiPhoneを使用しているそうなので、一部のiPhoneユーザーはGalaxy Note9への乗り換えを実行するのかもしれません。