初練習を終えた西野朗監督、先日の“ポリバレント”発言について言及…《キリンチャレンジカップ》

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▽日本代表は21日、30日に行われるキリンチャレンジカップ2018のガーナ代表戦に向けて千葉県内でトレーニングを行った。

▽トレーニング終了後、初練習を終えた西野朗監督がメディア陣による質疑に応対。初日を終えた感想やケガ人について、ガンバ大阪時代以来の再タッグとなるFW宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)への評価を語った。また、先日FW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の不選出理由に挙げた“ポリバレント”の言葉の意図について再度説明した。

◆西野朗監督(日本代表)

──練習初日を終えて

「全員集合という訳にはいかない中での初日でしたが、比較的フレッシュに取り組んでくれたと思います」

──監督としてはどんな気持ちで臨んだか

「ピッチと日差しに耐えられるかなという感じでした」

──チームにはどんな声をかけたか

「今日の10人に対してはあくまでもガーナ戦に向けた準備だということ。トップフォームにできるだけ早く近づけるようにこの時間を使って欲しいということです」

──これまでの雰囲気とは何か変わってるような感じがしたが

「初日はみんなフレッシュですし、ストレスもないですから良い形で入れたと思います」

──ケガ人も出ているが

「海外組の乾(貴士)しかり、昨日の中村(航輔)しかり、時間がかかりそうなので、編成的にも少し考えなくてはいけないかなというところは若干よぎります」

──ガーナ戦に向けてチームとして一番共有したいことは

「チームの戦い方や全員が共通してそういう方向を向いて、チーム作りに対して共有することは最低限。パフォーマンスはおそらくスムーズには入れないんじゃないかなと思います。全体が向かう戦い方と合わせていきたいです」

──ガンバ大阪時代に共にしたFW宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)についての評価

「あまりヘディングシュートは見たことないから、ヘディング(ブンデスリーガ2部最終節ニュルンベルグ戦でのゴール)だけは褒めましたけど(笑)」

「ブンデス2部ですけど、優勝するということは1部中堅レベルにはあると思います。その中で厳しい競争をしていますし、認められた存在でもあります。原口(元気)もいて非常に高い相乗効果が出ている。彼の魅力はフィニッシャー。シュート力があり、いろいろなバリエーションを持っているので、代表でもできるだけ、相手ゴールに近いところでのプレーを期待しています。それが彼の特徴です」

──先日の会見で「ポリバレント」というキーワードが出て、報道では「複数ポジションをこなせる」「状況に応じた引き出し」「周囲とのコンビネーション」が挙がっていたが、ご自身の考える「ポリバレント」とは

「複数のポジションをこなせるということは本当に大事なことで、本大会に向けてはそういう選手が必要です。ただ、全員がポリバレントでなければいけないといったことではないです。スペシャルな選手もいますし、ポリバレントを要求している中で、複数のポジションで素晴らしいパフォーマンスを出しているポジションがあったので、その選手に関してはポリバレントではないから外したということを言った訳ではありません」

「競争の中、選択肢の中で選ぶことができなかったということです。全員に求めている訳ではないです。ただ、編成していく中では、間違いなくいろんな対応力が必要です。そういうシステムに関しての対応も必要ですし、ポジションに対しても違和感なく入っていける選手に対して間違いなく必要な要素だと思うということで、伝えています」

──シーズンが終わったFW久保裕也(ヘント/ベルギー)の追加招集について

「いやまだ決まっていません。プレーオフがありますので」

──先ほどプレーオフが終わったと思うが

「失礼しました。追加招集に関しては、乾の状態もありますし、岡崎の状態もあります。そういうところも含めてですけど、可能性について見極めをした上で考えていきたいと思っています」