ノバク・ジョコビッチ、錦織圭【写真:Getty Images】

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ジョコビッチがストレートで錦織下す、試合後には早すぎる対戦を「奇妙だった」と振り返った

 テニスのマドリード・オープンは7日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク20位の錦織圭(日清食品)は元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に5-7、4-6でストレート負けを喫した。故障に苦しむ間にランキングを落とした実力者同士のあまりに早いマッチアップにジョコビッチは違和感を表している。ATP公式サイトが報じている。

 錦織は巧みなドロップショットを披露するなど、ジョコビッチを相手に一歩も引かない戦いをみせたが、最後はわずかなミスの差が勝敗を分けた。1時間59分の死闘で、26度のアンフォーストエラーを犯した錦織は無念の敗退となった。

 ジョコビッチは錦織戦後に違和感を表明していた。かつての世界王者と、元世界4位の豪華対決はあまりに早い段階で実現した。記事では、ジョコビッチのコメントを紹介している。

「奇妙だったよ。私も認めなければいけない。ケイと1回戦で戦うなんて…。我々のランキングは故障など昨年に起こった色々なことで下降している。つまり、(アクシデントは)いつでも起こり得る。ここでも起きたことがある。もちろん、私はケイとは大舞台で戦ってきたんだ。多くの大きなトーナメントの決勝、準決勝でね」

錦織がノーシードだったことで1回戦での対戦が実現した

 肘の故障で昨年終盤に離脱を余儀無くされたジョコビッチと、右手首の故障で同じく後半戦を欠場した錦織。かつてランキングの上位に君臨した両雄だが、12位のジョコビッチは今大会で第10シード、21位(最新のランキングで20位)の錦織はノーシードでエントリー。故障で序列を下げたことで、トーナメント初戦での対決が実現した。

 両者の対戦は、この試合が14度目。錦織は2勝12敗と圧倒されているが、2014年全米オープン準決勝では勝利。マッチアップのうち10試合がトーナメントの決勝、準決勝だった。

「初戦で彼と戦うことはこれまでと違っていた。お互いにとって大きな試練だったんだ。自分の流れで試合が進んだことが嬉しい。彼の流れになる可能性もあった。わずか2、3のポイントが今日の勝者を決したと思う。重要な瞬間に正しいショットを決めることができた。ファーストセットとセカンドセット。どちらもセットの最終局面でブレークできたんだ」

 苦杯をなめた錦織との差はわずかだったとジョコビッチは語っていた。錦織にとっては不運でもあったジョコビッチとのいきなりの対戦。こういう事態を避けるためには、やはり世界ランクを上げていくしかないのだろう。(THE ANSWER編集部)