キム・ヨナさん【写真:Getty Images】

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チェ・ダビン7位、キム・ハヌル13位…「自信をもってやるのを見て立派だと思った」

 平昌五輪は23日、フィギュアスケートの女子フリーが行われ、15歳アリーナ・ザギトワ(OAR)が合計239.57点で金メダルを獲得。地元の韓国勢はチェ・ダビンが7位、キム・ハヌルが13位と健闘した。現地観戦したことが話題を呼んでいたバンクーバー五輪金メダリスト、キム・ヨナさんは「自信をもってやるのを見て立派だと思った」と労ったという。韓国メディア「エックスポーツニュース」が伝えている。

 チェ・ダビンは199.26点で7位、キム・ハヌルは175.71点で13位。母国のファンの前で堂々たる演技を披露し、大きな歓声を浴びた。客席から見守ったキム・ヨナさんも労いの声を上げた。

 記事によると、奮闘した韓国勢については「若い選手たちの初めてのオリンピックだったけど、私たちの国で開かれたオリンピックなので、より緊張して震えていないか心配していました。でも、そんな心配はいらないくらい大きな失敗もなく、自信をもってやるのを見て立派だと思いました」と振り返ったという。

 そして、「今、競技をしたらどうなる?」という質問に対しては「オリンピックに出場して4年が過ぎました。シーズンごとに選手たちの実力もみんな違う。私ははじめから違う時代の人なので比較することは難しいと思います。私の時代とは技術的な面でも選手たちが成長したという点が違います」と話したという。

 自身の後継者として期待される18歳チェ・ダビンの次大会の期待を問われると「ダビン選手も4年後は代表の中でも最年長になるので、下の良い選手たちと競争しなければならない立場になる。4年後の話より今日の競技を終えたことに称賛をしてあげたい」と称えたといい、かつての女王も後輩たちの活躍は力になったようだ。(THE ANSWER編集部)