Photo by Lara cores(写真はイメージです)

写真拡大

 深田恭子(35)が女性誌『VoCE』(講談社)の『2017“最も美しい顔”』に選出された。同誌によれば、表紙や誌面に深田が登場するたびに反響が大きく、1年を通じた活躍も含め美しく輝いていたという理由で、編集部一同、満場一致で選出されたとのこと。たしかに深田は12月20日発売の写真集『palpito』(講談社)の先行カットが公開され、「天使すぎる」「35歳のむっちり感がスゴすぎる」「若い頃より好き」と多くのファンを魅了して絶好調だ。しかし、深田は今回の受賞に「父と母に報告したいと思います」と感激のコメントを残したのだが、この発言がなぜかSNSで波紋を呼んでいる。

「13歳で第21回スカウトキャラバンでデビューして以来、深田は年を重ねながら、むしろ美しさが進化してきた。それゆえ”整形したのでは?”との噂が付きまとっています。ネット上にはデビュー当時の写真と現在を比較する検証サイトも多数出現し、中でもプロの美容整形医院『ヤスミクリニック』が整形を肯定するなどし、物議をかもしている。それゆえ深田の『両親からもらった顔に感謝したい』という趣旨の言葉に、一部のSNS上では「え、感謝する相手は担当医では』などと反応したようです」(週刊誌記者)

 美しすぎるがゆえの疑惑なのだろうか。デビュー当時と比べると、深田は目と鼻の感じが変わり、輪郭もシャープになった。デビュー当時はつり目気味だったのが、ここ2年で今風トレンドのたれ目となり、小鼻も狭くなったか。とはいえ、全体的な印象に不自然さは少なく、年相応の経年変化とも思える。別の芸能プロ関係者は「印象を変えている別の要素がある」と擁護する。

「深田の一番の変化は体重です。公称163センチの深田ですが、一番ヤバかった時期に出演した映画『ジョーカーゲーム』(15年1月)の完成披露試写の時は50キロ代後半で、毎晩のようにラーメンを食べ歩いていたとも。当時は『二の腕がブクブク』『二重あご』と写真誌に揶揄されていた。そこから心機一転、紗栄子(31)や井上和香(37)も担当する樫木裕実(54)をトレーナーにつけ、ピーク時から12キロ前後も減量に成功した。整形説の信憑性は不明ですが、ダイエットによる印象の変化も大きいはずです」

 いま芸能界の女性タレントが一番怖れるのは”劣化”の指摘だという。経年劣化ならまだしも若い頃の整形がたたったり、ヒアルロン酸・ボトックス注射のせいで顔がパンパンに腫れたり崩れたりを繰り返している芸能人も少なくない。劣化の片鱗さえ見せない深田恭子の美しさがどこまで進化を続けるのか、今後も注目である。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。